短いながら要点がコンパクトにまとまっていて、純粋に読み物として面白かった。
リアリティは薄いけれど、あまりにリアルだと気が滅入ってしまう内容なので個人的にはこのぐらいで丁度いいです。
グロやスカへの耐性は無かったのですが、程よくデフォルメされた絵柄でモザイクもかかっていたので苦手でもプレイできました。（逆にその辺を期待した人からしたら物足りなく感じるのかもしれませんが…）
主要キャラクターは皆好きですが、ベストヒロインは菜々ヶ木姉妹、一番印象に残ったキャラクターは枢。
全てが正反対な姉妹との歪な関係が良い。
枢√はやることが本当にぶっ飛んでいて、途中はギャグのようなシュールな展開もあったのに、後半は不思議と切なくなってきて泣けてきました。キャラ単体の濃さも群を抜いていて、恐らく今後同じようなキャラクターは二度と現れない唯一無二の存在。一生忘れないと思います。