「春くん、今日もぴゅっぴゅしようね~(はーと)」といった番外編を出してほしい
素直な気持ちで物語を受け取ればラストは救いのある展開に見えるのだが
そこで疑問というか、胸にのしかかってくるのは作中で何度もフォーカスされる太宰治
彼は女との心中に何度も失敗して、女だけ死ぬという悲劇を迎えているわけだが、
もしかして春一彦もそうなってしまったのではないか、と思わされるわけだ。
ただ逆に、秋奈も春一彦も『太宰はエンターテイナー』『遺書代わりに太宰なんてダサい』と揶揄していて、
それなら太宰の迎えた運命の裏をかく(これ以外の表現が浮かばん)ように
『女だけ死ぬ』
『最後には二人で死ぬ』
という末路を裏切って、
『二人とも生き残る』という幸運に辿り着けたのではないか?とも、思う。
これは読者のエゴだけどこんなに幸せになって欲しいと思わせる不器用な男女もそういないと思う、
悪意ある他人にメチャクチャにされたあとにポイッと投げ捨てられて、
『あとは好きにしろ』と言わんばかりの、世の中からの放置プレイに晒される人生の描写が、なかなかに生々しい。
で、ですね。個人的な希望としては音声作品を出してほしいんですよ、とも鳴りの舟でやったみたいに。
怒涛のこじらせ童貞春一彦を秋ちゃんが毎日搾精してあげるようなの、
『ほぉ~らぴゅっぴゅ~ 気持ちいいの出ちゃったねー』みたいなの、絶対ありでしょ。秋ちゃんならできるでしょ。
そういうの聴いて安心したいんですよ。お願いします。
あとがきで『これは逆パコられ』と言われていてああ・・・という気持ちになった。
今谷皆美の演技は相変わらず凄まじいです。
死体にたかるハエの様相で『またパコられみたいなすっげー演技聞きたいなー』って気持ちでプレイしても大満足でしょう
あと春一彦役の胸板鉄板ミートって名前はどうにかならなかったんですかね
なんで男性声優は源氏名にこういう笑える名前をつけてしまうのか。
演技はすごかったですね。童貞卒業前の叫び合いなんて男女怪物演技のぶつかり稽古、いや対決ですよ