「いや、女の人の気持ちなんて完全にはわからないけどね」←これ
寝取りものではなく浮気・不倫モノ。
このジャンル分けは難しい所でしょうがこの作品はエンディング的に「寝取られ」ません。
奥さんは『旦那が愛しい、大切』という気持ちと『浮気せっくしゅぎもぢいいの~~~!』を両立させており、
主人公もそれに納得していて、完全に旦那と破局させようとは思っていません。
この匙加減がとても好みな話でした。奥さん亜衣の視点が一切ないというのも自分好み。
まあ旦那にとっちゃたまったもんじゃない話なんですが、
旦那の語る『夫婦には言い表せない絆があるんだよ』という失笑モノのキレイごとを、
いくら主人公と浮気しまくっても変わらず旦那を愛し続ける亜衣の姿が逆説的に証明して、
いやそこまでされたらいい加減気づけや!この無能!と言いたくなるシチュエーションでも一切彼女を疑わない旦那の姿勢に対して
『この人は本当に絆を信じてるんだ。俺には入り込めない仲なんだ』と主人公が実感してしまう展開は、
ヌキゲーにしては十分な心理描写だったと思います。
そのへんをお膳立てしてもらえたならもう細かいことは気にせず抜きまくれるというものですよ。
さこ絵のボリューミーな下劣エロさは健在、手塚りょうこのオホ声も最高潮。多分今まで出たゲームの中で一番激しい喘ぎ声。
ふぅ・・・・