好みの原画&好みのライターが、あんまり好みじゃない分野のゲームを作った・・・
何年もエロゲをやってきた中でここ2,3年で、ヒロイン視点の多い寝取られものがあまり好きではないということに気がついた。
女性視点そのものは嫌いではないのだが、寝取られでされるとちょっと丸出しすぎて萎えてしまう
主人公視点で事実を小出しにされるほうがワクワクできるわけですね
そう言った『寝取らゲーとしての好み』で見るとこのゲームはアウトなわけなんですが、
見どころがないわけではないので何点をつけようかとなり、結果としては自分はこれを寝取られものとして見るのはやめた。
75点は『堕ちモノ』としての評価です。
大まかにはいつものピンポイントで、おそらくファンが期待している要素
ブタ鳴き、ガニ股ダンス、焦らし責め、アヘオホ絶叫アクメはいつものように完備されています
ただ気を付ける点があるとすれば、今回ゲップは控えめ。あるにはありますが本物の『ゲエッ』て音はしません。声優さんがゲップしてる風に作っている音です
あと原画はもんぷちですがウンコはないです。オシッコは絶頂失禁が多数
グッときたのはヤク漬けルートの終盤らへん。
『ネトラレのカタルシス』ではなく『ヒロインの人間性が破壊されるカタルシス』があった。
ハメ撮りをネット配信して『ユーザーから一定額投げ銭されたらセックスしてやる』と命令されて必死にユーザーに金をねだったり、
もらえなさそうとなると豹変してキレまくりながら罵倒したり、
もうね、ヒロイン像の破壊ですよ。ここまでされてしまった・してしまった子を人間として見られるか?っていう
・・・でそうやって『もうこの子はダメだな~』と思わせて、最後の最後で、一番最初に間違えた選択を悔やませる。
ぶっ壊れたように見せておきながら彼女の中には、純真に主人公を思う気持ちが残っていたと教えられるのです。
この流れが秀逸で、全体的に好みの作風ではなかったが『これを見られたんならまあ値段分の価値はあったな』と思わせてくれた。