ループ物の名作。ノベルゲーを語りたいならやっておいて損はない。
タイムマシンを作った主人公が悲劇を乗り越える作品。
この話の最大の魅力は主人公が絶望に追い込まれても尚這い上がろうとし、それによって得た結末をみた時の感動である。ルートによって周りのキャラの関係が主人公の行動によって変わったりするのも良く、BADENDである正規ルートから外れた道も良くできていると思う。こちらが先ではあるがアニメのリゼロと似た感じと言えばわかりやすいかもしれない。
不満点と言えるものは特に見当たらないが、ネタは少々古い。というかもはや死語のネットスラングを多用しているので2chの歴史を感じるというレベルになってしまっている。発売当初でも既に古かったらしいが。あとラジ館ももうないし。
少し伏線について触れるが、自分は正直読めてしまったのであまり驚愕はしなかった。その辺はあまり期待しない方がいいかもしれない。
本作品は万人向けであり初心者にもお勧めしやすい作品である。