学生時代から付き合っていた彼に尽くしていたが、ある日別れを切り出される。その彼への復讐として、綺麗になって近づくという話。低価格。
まあまあ面白いです。ルートは復讐に協力する輝ルートと玲人ルートの2つ。1ルート2~3時間もあれば終わります。低価格なのでボリュームは値段に見合ったものでしょう。
2時間サスペンスのようなお話です。話自体はどこかでよくあるようなものですが、そこそこ楽しめます。
もっと復讐でドロドロした話か、復讐で男をいたぶって爽快感がある話かと思っていたのですが、そうではなく、
主人公が復讐への罪悪感で迷いながら、復讐を許し、攻略対象とラブラブする話です。
攻略対象の2人は、ちょっとおかしくヤンデレ気味なので、BADではヤンデレ化します。
男性視点のパートもあり、「そのときはこんなこと考えていたのか、かわいいな」と思わせます。輝の即答の時は、ヒロイン視点だと、わけがわからなかったりしますが、男性視点で気持ちがわかるとニヤッとします。
個人的には、声優さんの演技はいいのですが、主人公の声が、予想よりも気が強い系なのが序盤気になりました。
まあ、後半は意外な逞しさやSぽさも見せるので、気になりなくなりますが。
ここは主人公声優さんが、同じなので、いつも同じ主人公な気分にちょっとなります。
まあ、演技に安心できて、コネがあるぶん色々融通きくんでしょう。このあたりは、小劇団のいつもヒロインが同じ女優みたいなものと思って割り切るしかないでしょう。
○CGギャラリー(24枠)(輝11、玲人12、コンプ記念1)
○エンディングリスト
ED1「玲人の天秤」、ED2「私の可愛い犬」、ED3「復讐の終わり」、ED4「人魚姫のナイフ」、ED5「輝の天秤」、「閉ざされた扉」
○シーン回想(42)(☆/Hシーン)
オープニング「別れと出会い」、共通1「狂った不思議の国への招待」、共通2「一ヵ月後」、共通2「生まれ変わるということ」
共通4「私からの『お願い』」、共通5「それが君の望みなら」(☆)、
共通6-1「決行の日」
共通6-2「決行の日~玲人への気持ち~」、共通6-3「決行の日~輝への気持ち~」共通7-1「淫らなマッサージ」(☆)、共通7-2「寂しさを埋める言葉」共通8「意外な幕開け」、共通9「復讐開始」
輝1「壊れ始めた天秤」、輝2「クズの考え」、輝3「ポリシーの変更」(☆)、輝4「幕開けと幕引き」輝5「不幸の定義」、輝6「希望の朝?」輝7「」,輝8/end5「輝の天秤」(☆),輝9/end6「閉ざされた扉」(☆)
輝視点1「真理子との出会い」、輝視点2「捕らわれの『姫』」、輝視点3「ぐらつく心」、輝視点4「狂喜する腕」、輝視点5「望月輝」、輝視点6「試された奇跡」
玲人1「順調な幕開け」玲人2「愛人契約」(☆)玲人3「奇妙な要求」、玲人4「夜景よりも鮮やかな」(☆)、玲人5「同じ穴の狢」、玲人6「最低で最高な瞬間」、玲人7「三ヶ月の休息」、玲人8「一枚の写真」、玲人9「幸の天秤~玲人との場合~」
玲人10/end1「玲人の天秤」(☆),玲人11/end2「私の可愛い犬」(☆)、玲人BAD1/end3「復讐の終わり」,玲人BAD2/end4「人魚姫のナイフ」、玲人視点1「委ねられた天秤」