社会に疲れた人にこそプレイしてほしい
パルフェはとても「優しい世界」であると感じます。
・どの√であっても、登場人物が誰一人不幸なまま終わっていない
例えば恵麻√では里伽子はファミーユに復帰していますし、『フォセット』の『カトレア記念日』でも里伽子からの祝電が届く場面があります。
・玲愛√の例のセリフ
社会人だから云々の話のとき、私は「社会はそんなに厳しくないといけないのか?社会人だからといって譲れない部分は押し通してもいいのではないか?大人にだって逃げ道があってもいいんじゃないか」というようなことを考えていて、社会って嫌なところだなあと思っていました。こういうことは割と普段から思っていて、それでもやもやしていたのですが、それに対する答えが、
「お前の周りの世界は、お前が思ってるよりもちょっとだけ優しいんだよ。」という言葉だったわけで、私のモヤモヤを一笑に付して切り捨ててくれたように思います。
このパルフェという作品には、社会(世界)は厳しい部分が多く、汚いことも多いけれど、その中にも優しさはあり、自分の周りの世界は自分が思っているよりも優しかったりするというメッセージが託されています。私のような疑問を抱き、社会に疲れた人にこそプレイしていただきたいです。長文失礼しました。