理想的な形で出来上がった名作
ずば抜けたセールスポイントは無いが、全要素が高水準でまとまっている。
こんな感じの優秀な凡人は貴重。
そこそこ戦略性もあり、ド派手な演出を楽しめるカードゲーム。
そこそこ上手くて、妙にエロいし可愛いCG。
そこそこ印象的な旋律で、笑えて燃えれる音楽。
ヒーローを目指すというバカシナリオには確かに向き不向きがあると思う。
しかしエロシーンのテキスト・シチュ・声が秀逸なので、ノリが合わない人でも不満だけが残るといった事は無いはず。
つくづくこのゲームはバランスで成り立ってるんだなーと感心。
他。
テキスト表示は漫画のフキダシ(ギザギザになったり、雲形になったりする)形式を取っている。
これだけで本当に楽しさが倍増する。これは不思議。ギャグゲーとの相性ばっちり。ガチで。
シナリオの移り目には、アニメのアバンタイトルの様な動的演出も加わる。
こういった表現方法に囚われない自由さもこのゲームの魅力。