メッセージ性は薄いが凝った構成で面白い
現実主義な自分を捨て去ってからプレイ推奨。
クスリでも飲んだ感じでひとつ。
いじめでもクスリでも何でもかんでも、現実では必ず逃げ道がある。
しかしそこはさすがの夢見る世界。
一つの残酷な結末を見せつける為だけに、考え得る全ての逃走路をバリケードで封鎖する。
必要とあれば主人公の思考を操作してでも逃がさない。
まあラストシーンでパッと逃がしちゃうんだけど。今いる世界に。
詰まる所、明確な「現実」はハッピーエンドだけだったと。
軽度の夢オチ?
主題歌のせかいにさよならはいい曲です。
注目すべきはラストの「Bサビ→Aサビ」という順番。
これ普通は逆だろ…こりゃ怖いな。
作品全体にばら撒かれたユメミルクスリ。
最悪な状況を作り出したいが為の妥協案と捉え、5点マイナスとしました。