肉体改造やラバー要素と共に全体的なネガティブさを楽しむ作品。TS要素はオマケ。
頭のてっぺんからつま先までネガティブな主人公が「終殖」先を斡旋してもらうというシナリオ。
結構ハードな改造やラバーフェチ的な要素を含む、かなり人を選ぶ内容です。
ですが、製作者の拘りなども見て取れ、よく出来ていると思います。
改造は、フタナリや膨乳といったよくあるものから、肌色変化や半機械化、ミルクサーバー化
それから肉体そのものを男根に変化させるといったマニアックなものもあります。
そして、どのシーンでも基本ラバーボンテージ着用。SM衣装風のモノから、全身を覆うようなモノも登場します。
それから、設定的にはTSなんですが、ゲーム開始時点で女体化後&順応済みなので、
TS要素を楽しむモノではないです。たまに口調に男だった頃の名残が出てくる位ですね。
ゲーム全体は、とにかくネガティブ。主人公が何かを決断する時も堕落への決断が殆ど。
選択肢も、どう行動するかではなく、どの方向に堕ちるかの選択をするだけです。
むしろ、このゲームはそういった全体的なネガティブさを楽しむ作品なのかも知れないですね。
主人公もひたすらネガティブなのですが、シナリオ的に必要な感じなので、そんなに嫌悪感はないです。
ただ、頭の中がかなり理屈っぽいので、気になる人はいるかも知れません。
ですが、その後ろ向きな理屈っぽさ(鬱っぽさ)自体がこのゲームの色なので、私は受け入れる事が出来ましたが。
個人的には声が無いのが勿体無かった。CGもキレイですし、プレイも特異ですがエロさは十分感じられます。
これで、声があればもっと臨場感があって楽しめたと思うんですよね。演技は難しそうな感じはしますが…。
システムは少々使いづらいかも知れません。選択肢の多さの割にはSAVE数が少なかったり、
エフェクトが多い&長い割にカット出来なかったりと全体的にイマイチ。
あとは、誤字脱字が結構多めで、そこは結構気になってしまいました。
金額(735円)を考えれば、十分に楽しめる作品。肉体改造やラバー好きの方はプレイして損はしないかと。