FDとして夏季節のアフターを熱く濃密に、イチャイチャを変わらず大切に描いた物語
~ブログ内容を転記してます~
EroScaの改行の影響があるため、
以下URLよりブログで読まれることをお勧め致します。
「はてなブログ:物語は心の栄養素」
https://una-008.hatenablog.com/entry/2025/02/23/132513
↓以降ブログ内容そのまま
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冬の物語であった『アマカノ2』。
各ヒロインと付き合った、その後の夏の季節を描いたアフター物語。
時間の経過とともに、各ヒロインとの関係性は一層深まる。
そしてうだるような夏の暑さと同じくらい、イチャラブは熱く濃密に描かれる。
また賢一が誰も選ばなかった未来。
新たなヒロインである咲來との、まだ見ぬ新しい恋物語も展開されていく。
以降、ネタバレ注意!!!
※感想は概ねプレイ時の時系列順です。
誤字や文法間違い、解釈違い等があるかもしれません。
あくまでも個人的な感想なので、寛大な心でよろしくお願いします。
【咲來√感想】
『賢一がグイグイ迫り、照れる咲來が可愛い』
咲來は軽い冗談で賢一に気がある様な言葉を発するが、賢一はその言葉を真面目に受け取り、真面目に返し咲來をドギマギさせるのが良い。
咲來
「にしし、てっきりセンパイったらあたしと二人きりになりたいのかと思っちゃいましたよー」
賢一
「……まあ、それはあるよ」
いつものからかいを言ったつもりの咲來だったが、ここは俺も意識してもらうと少し踏み込む。
咲來
「ふぇっ!? いや、センパイ……冗談キツイなぁ」
咲來は自分自身が誰かの一番だったり、大切なものになる事は無いって思っているから、賢一に対して軽い気持ちでからかいをする。
だけど賢一はそのからかいをただの冗談として受け取っていたら咲來の関係は一生進まないから、賢一が咲來との関係性を前向きに一歩踏み出そうとしている所が主人公っぽくて良いと感じた。
『咲來と結灯が似た者同士なのが良い』
咲來と賢一が付き合う未来では、結灯は周囲へ本当の自分をさらけ出す事が出来なかった。
家族にあるべき姿を強要され、自分を出せなかった結灯。
一方咲來は多くの兄弟がいる中で甘えたい人(姉の旦那)に甘えられず、自分のしたいこと出来なかった。
そんな似た者同士である二人、結灯が咲來を励ます姿に心を打たれた。
結灯
「わがままになってもいいと思います。あなたの人生は……あなたのものでしょ?」
そうだ。自分の人生では、脇役なんて言ってられない。
だから、自分のために無理をする。
きっと先輩の言っていたことはそういうこと。
咲來
「あたしのしたいことを、する……」
(あたしのしたいこと、していいの?
だってそんな大それた……)
『愛し愛される事を知り、満たされた咲來』
咲來は賢一と付き合い、愛し合って何もなかった自分が満たされ幸せを感じ、それを素直に言葉にして伝えられるようになった。
それが特に現れているお月見の以下シーンが好きだと感じた。
咲來が自分で作った団子を月の隣に掲げて見せる。
賢一
「月と団子か」
咲來
「ええ、まんまるで、綺麗ですよね―。
あたしの心と一緒……なんちゃって♪」
賢一
「満ち足りているわけだ」
咲來
「当然じゃないですかー♪」
肩を寄せるようというより、身を任せる様に体重をかけてくる。
咲來
「好きな人ができるのも、こーゆーことをしちゃうのも、考えたこともなかったです」
月を見上げながら、咲來がポツリと呟く。
咲來
「平々凡々に進んでいくんだろうなぁって……それはそれで、ほどほどで楽しかったとは思いますけど―」
「あは、今を知っちゃったら、もう無理ですね♪」
『赤と白の彼岸花』
咲來は自分が主人公に成れる様な人でないと思い込んでいたから、自分の事を赤い彼岸花(花言葉=あきらめ)のようだと卑下していた。
しかし賢一と付き合い咲來が少しずつ変わっていった。
そして賢一が咲來を白い彼岸花(花言葉:想うはあなた一人)が咲き誇る神社に連れて行ったシーンのCGが美しくとても印象的だった。
『プロポーズがロマンチックで素敵!』
咲來の故郷は雪がしんしんと積り積もっていく様な豪雪地帯。
澄んだ冬の星空を見上げながら、舞う粉雪に顔をかじかめ、コートのポケットの中で手を繋ぐ。
ポケットの中で賢一が咲來を手を取って、彼女の誕生石であるルビーの結婚指輪をコッソリと嵌めるなんてなんて素敵なシチュエーションなんだ!萌える!!!
夜に星が瞬き、しんと静かな雰囲気な冷たい雰囲気の中で、熱々のカップルがプロポーズしているコントラストが素敵で最高だと感じた。
『FDヒロインならではの魅力』
咲來√の魅力としてFD追加ヒロインだからこそ、恋人~結婚までの流れがスムーズ(プレイを連続的)に楽しめたので良かったと感じた。
仲を深める→恋人→プロポーズ→結婚式→アフター(子供誕生)の流れが一連で楽しめて良かった。
あと個人的に銀髪は癖なので第一印象で好きになりました…w
それとお胸がそこそこなのも、胸のインフレが起きている中で常識的範疇で良かったな(咲來も一般的に見ればかなり大きいですがw)
【その他ヒロインアフター感想】
【ちとせ】
ホテルで朝から夜まで時間を忘れて性行為に没頭するのがエロくてよい
二人の大切な想い出が詰まった”くらやみ坂”で結婚式挙げるのよき
結婚後の関係性の更新を丁寧に描いてくれてて良い。
エロゲーだしエロシーンをエロく描くのは当然だけど、夫婦でのイチャイチャ(一緒に寝る、起床後のキス、互いに寄りかかって体温を感じることなど)などを重視して描いてくれている所が良い
無印だと玲√が一番好きだったが、+だと咲來を除けばちとせアフターが一番好きになった(上述の丁寧なイチャイチャがポイント高かった)
【玲】
結婚指輪の青い石がクールな玲に似合っていて良い
玲が大切に付けていた髪留め。
娘は可愛らしいひまわりの髪留めで可愛くて良かった。
玲は変わらず玲だったから、あまり感想が浮かばなかったですw
【結灯】
宝物が自分→夫婦に変わっていったのが良かった
結灯自信は親との関係が良くなかったから、子供を作るのに葛藤を抱いていたのが結灯らしいって感じれて良かった
生まれてきた双子が結灯似で可愛らしいし、結灯が子供に素直に本心からの愛してるを言えていて彼女の成長を感じた(ツンケンせずに良いお母さんになってくれ…)
【さいごに】
2の無印に続き、とにかくイチャイチャと甘々が満載な所が良かった!
季節も秋・冬の冷たい季節から一変し暑い夏となり、えちちシーンのCGでの艶かしい汗の描き方や、服が透けたりと夏らしいエロスを感じれてよきでした…(どのえちちシーンもエロかったな)
それと咲來√で彼女の故郷に行った時。
『アマカノ』・『アマカノ~Second Season~』のヒロイン達?が出ていていたけど、僕は2からアマカノを始めてしまったので彼・彼女達の深い関係性は味わえなかったのが心残りです(まあもう1度2をプレイすれば良いだけですねw)
アマカノ無印とSecond Seasonをプレイ出来ていないので、判断は早計かもしれないですが、僕の感じたアマカノの印象を最後にまとめていきます。
端的に言うと甘々(アマ)な彼女(カノ)と過ごす「ストレスフリー」で「美しさと実在感を伴う」のある物語であると感じた。
まず「ストレスフリー」でプレイ出来た理由は以下の通り。
ギスギスやすれ違いを極力少なくすること
ヒロイン目線での語りを多く挿入する事で、ヒロインが主人公を大好きである事をプレイヤーに明示し、相思相愛の安心感を与えること
横恋慕などの三角関係を描かないこと
(描こうと思えば描けれるけど、あえて描かないと感じた)
次に「美しさと実在感を伴う」を以下に列挙する。
エロスだけではなく、逆光を活用しヒロインを引き立てる様な印象的で美しいCGの多さ
実際に存在する景色をリアルに描いた背景で、プレイヤーがヒロインの実在感を感じる
この様な特性のお陰でプレイヤーはヒロインを身近に感じ、甘々で素敵な日々を体験できるから様々なプレイヤーに響いているのだろうと感じた。
まあ簡単に言うとあざらしさんの作る物語は甘々で安心してプレイ出来るから最高!って事ですw
先に2をプレイしたので、過去作の『アマカノ』・『アマカノ~Second Season~』のプレイが楽しみです!!!