愛と信念の物語。
絵・キャラデザイン《20/20》
殆ど崩れることがなく、とても綺麗だった。
声優・BGM《15/15》
クラシックをアレンジしたBGMは文句なし。
ただこれは、元がいいからいいBGMになったとも言えるかもしれない。
かわしまりのさんの演技は特に素晴らしい。
主役だからなのか特に光ってる気がする。
無論ほかの方々の演技も素晴らしいが。
システム《10/10》
不満らしい不満はない。
エロ《15/15》
まぁ、シナリオゲーだから。
シナリオ・テキスト《40/40》
不満点は二つあった。
個別ルートと浅井権三の最後だ。
個別ルートは魔王やハルが空気になるし、浅井権三の最後は京介を庇って死んだ事が暗示される。
悪は最後まで悪であればいい。権三には最後の最後まで悪漢でいて欲しかった。。
その点魔王は最後まで悪であった。自らの目的のため何人もの人間を巻き込んでも何ら後悔の姿勢を見せない彼はまさに“魔王”である。
とはいえ個別ルートは両者が空気になる事を差し引いたとしてもとても面白く、特に浅井花音の章は感動したし、権三に関してもひとかけらの良心が残っていたとでも解釈すれば納得できないこともない。元警官だし。
不満点は有りましたがそれが点数に何ら影響を与えてないのは他が素晴らしかったからだ。特にハルが。私はマフィアやヤクザ物が好きなので、そういったモノを物語に絡ませたのも良かった。
結局、とても面白かった。というコトだ。