まさか、続編があるとは思わなかった女装ボディーガードもの。いいかげん、女装から解放させてあげて。
前作『恋する乙女と守護の楯』より、数年後も、未だに主人公 如月修史は女装して任務を行っていた。しかも、女装技術がパワーアップしているので、前作の拙さと比べてみるのも面白いかも。
今回は最後だから、と女子学園に潜入し、生徒を護ることに。
銃が苦手なので、護ることを得意としているだけあって、護りに徹している為、いつも、ギリギリの戦いを強いられるが……主人公が弱いのではなく、護衛対象にも気をつけなさいといけないので、手足を縛られているような状態であろう。
それぞれ、ヒロインたちは事件とは関係ないように思えて、実は……って部分が多かった。
そこが楽しいところであろう。
そして、きっと、これからも、この事件解決後に主人公は女装を続けるのであろう。任務のために。
お気に入りキャラ:ソーニャ・カシチオール:お姉ちゃんっ子の少女で、お姉ちゃんを失った彼女が新しい家族を手に入れられた時の笑顔がとても、キュートだった。お幸せに。