売り方を工夫して欲しかった作品。完全一本道なので、メインヒロイン一人とサブのおまけHがある作品として低価格帯で出ていたらというところ。多角展開している老舗メーカーなので、やりようはあったんじゃないかと思ってしまう。
グラフィック(18/20)
かなり好みの絵柄。ニカッと歯を見せて笑うまひるちゃんの立ち絵が良い。他原画さんもそれぞれ良かった。亜美ちゃんがしゃがんでるCGの足が細すぎる所はちょっと不安になったけど。
ストーリー(28/50)
これがねぇ。最初のヒロインクリアまではまま良かったんですけど、次周以降が作業になってしまう、まあ所謂「一本道シナリオ」ってヤツなんですが、キャラゲーでやると致命的ね(笑)共通であった各ヒロインの萌えイベントも二周目以降は中々見ないし、あんま覚えてないしで。選択肢からロードして選んでスキップすると、瞬く間にスケベって展開になっちゃう。
まあシナリオ自体は青春感が結構あって、さりとて専門用語が飛び交って、こっちも読むのに気力が要るようなものでもなく、ちょうど良い塩梅でした。まあ人によってはディテールが甘いとか、リアリティーが云々という意見もあるんだろうけど。
ごちゃごちゃ言っても結局、卯衣さんの声やっぱ可愛いなあってくらいしか印象は残ってないわな。
エロ(16/20)
ストーリーで触れた通り、一本道が終わった後の二周目以降は抜きゲーと化すわけですが、クオリティーとしては、微妙なライン。使えないこともないけど、積極的に使うほどでもないというか。試合が大体きまった後、主力を休めるために出す代走みたいな。
音楽(6/10)
楽曲についてはあまり印象に残らず。安いRPGの風のダンジョンみたいなBGMはちょっと好き(プレイ後だいぶ経過しているので曲名失念)
合計(68/100)