もう少し、まじめにテキストを読めばよかったなぁ
経済的なラインを止めれば戦争はできないだとか、利権によって動いているというのは、現在のあちこちでおきている戦争と同じであるため、その辺はリアリティがあると感じた。個人的には学者のおじいさんの考え方が、坂本竜馬みたいで面白かったですね。大政奉還みたい。
心理描写については、不合理であっても、仲間が死んでいる以上、自分だけ逃げ出せないというのも、共感できた。一緒に生活していたらこうなるんでしょうね、やっぱり。この辺は現代とか過去とかって言うより、生活環境の違いによって操作できることでしょう。
全体的には、私は経済や軍事にはさっぱり明るくないので、それでも大体は理解できるところから、それなりに親切に説明はしてくれているんだろうなぁ。
不満としては、-25点となっているのは、主に戦闘機に乗っている際の作戦だとか、者の名前だとかがさっぱりわからず読む気がしなかったこと、また似たようなシーンがスキップできないのもしんどい。それから、後半の二人のルートは上手く組み込んで無しにしてほしかったなぁ。完全に作業でした。
おかげであんまり読まずに進んだので、それほど感動できなかった。
グランドルートについては、は嫌いではないです。正しかろうが正しくなかろうが、動かなければ始まらないし、動かない側はいつでも虐げられて居酒屋で文句言うだけで終わり。考えに間違いがあろうと、矛盾があろうと動いた人間が正しく、きっぱりと立場を断言するのが大事だと思う。
ので、最後の演説はちょっと・・・わかってなくても、「これが正しい」と最後は締めくくらないと人は動かないだろうに。リーダーは間違っていても、相手に問いかけて終わるのではなく、結論を出すべき。それが人の気持ちを動かすコツ。