「この作品が素晴らしい、感動できる」と思える人は病的です。そして萌えるエロゲというのは他の作品も大体この作品と類似しています。つまり、皆さんは病んでいるのです。
「ロリコンは病気です」その一言を言っていいのか、とまず思った。
そして異常と呼ばれているキャラクター、それを隔離するための群青学院の存在。
彼らはゲーム内で異常者として取り扱われているが、他のゲームならよくある人物像ではないのか。
そして思いました。
「お前らが萌えているのは病的なものなんだよ」
そう言いたいのではないか、かなりのブラックユーモアがこめられているんでは、と。
ゲームではなく現実の恋愛では、どちらかと言うと病んでる状態時の冬子みたいなのに会うことはあるわけで。あんなに酷くはないですけど。けれども曜子・浩・美希が安定している時のキャラには会うことはないわけです。彼らの方が現実ではよっぽど異常かもしれません。
そしてキャラクターのメッセージは「私達は最終的には孤りです。しかしそれでも人が必要なんです。寂しいじゃないですか。ただ生きていることをそばで感じられるだけで価値はあるんです」ってな感じに。
しかし裏では「ゲームなんかやってひきこもってんじゃねえよ。手前らがどんなにキモくても生きて外に出てみろ」とか言いたいのか、と想像してると笑えました。
本来異常者であるゲーム中の人物を、ゲーム内でも異常者として描いた作品ですかね。
そこに気づき恐怖を感じると「いや俺は違う、こいつらは異常だ、」とゲーム自体を切り捨てたくなるかもしれません。ゲーム的には他の作品とそう大差ないですし。てかここまで書くと妄想か。
そうそう、資金不足で上手くいかなくなった作品を「オタクが嫌いだから」という理由で切り捨てた誰かと似た印象を受けますね。