主人公、メインヒロインの母親が不快
名作がリメイクされていたことを知り早速プレイ。やはり古いゲームはリメイクされるとやる気になりますね。
まず気になるところは主人公のビジュアル、声ですね。のっぽがおどおどするのは良くある話なのですが、明らかな男前。作中でもモテていたという風な話もありました。しかも家庭環境が悪かったとはいえ、お金持ち。こんな性格、話し方になる訳がわかりません。肝心なところでは男前を発揮しますし。
そして何より仕事の出来具合ですね。1人入っただけで会社の命運を握るほどの能力があります。異常者です。
そしてメインヒロインの母親です。トコちゃんルートの終盤に出てくるのですが、明らかに不必要でしたね。あまりにも頭が悪すぎて殺意すら湧きました。何処かの国で幸せにしています、という風な手紙でも届いて、やっぱり自由な人だなぁ、で終わっていても良かったと思います。
他に詐欺師や、体育教師や倫子ちゃん、夏夜さんの父親などが叩かれるそうですが、それらに対してはどうも思いませんでしたね。強いて言うなら倫子ちゃんの散々口を出して、終いには手を出しておいて、しれっと幸せになっている点は、？、でしたが。
順番は夏夜さん、姫緒さん、麻実、トコちゃんです。
私はダントツで夏夜さんが好きでした。全てを受け入れてくれるあのタイプが、ボロボロになっていく主人公には必要でしょう。
時点で姫緒さん、麻実が同じくらい好きでした。姫緒さんの時たま出る不細工な感じの話し方が愛らしかったですし、麻実の主人公としか幸せになれない感じも好きです。
トコちゃんは正直そこまで好きにはなれませんでした。終盤の母親のせいもあるかもしれませんが、結局トコちゃんの気持ちは、押さえつけさせておく方が自然だと思いました。その方が綺麗に終わりました。それにまだ若いですからそのうちすぐ代わりを見つけられそうです。
そういう観点では麻実は良かったです。意外に夏夜さんもそのタイプかもしれませんね。
どのルートでも夏夜さんがいい味出してました。
また、他の住人たちも初めは茶々を入れるだけで不快でしたが、どんどん惹かれていきました。いいキャラクターばかりです。
主人公のボイスはオフ、文章も適当にしか読まない、トコちゃんの母親が出てくるところは全部飛ばす。これをして80点です。