自分との折り合いをつけるストーリー
自分との折り合いをつけるストーリー
全ルートプレイした後の感想として 素晴らしい 以外の言葉が出てこなかった。
各ヒロイン/主人公/サブキャラにそれぞれ魅力があり、いなくてはいけない存在だった。
というのも、ヒロインそれぞれに今後の人生への課題があり、それを周囲の人間や主人公がアプローチを見出して解決する方向にもっていこうとする。
そのときにヒロインはヒロイン自身で考え、サブキャラは主人公と話し合うことで100点ではないが、80点の結論に着陸できた
その結論はそれぞれがいなければ75点だったかもしれないし、そもそも点数をつけられない状況にもなりえていた。
そのため、キャラクターの魅力を存分に感じられた。
また、この80点というところが自分の中で やりたいこと/やれること のギャップであり、折り合いをつけて現実を生きていく強さを感じられた。
現実世界でも、夢をあきらめてしまうことは往々にしてあり、叶えられた側の人間のほうが少ないと思っている。
ただし、それでも直接的なことではなくても、その分野に関わっていたいと折り合いをつけることもできる。
才能がないから目を背けてしまったり、逃げてしまうのではなくて前を向いて生きていこうと
そういう人生賛歌のストーリーだと感じた。
上記二つをもって100点をつけたかったがスクリプトの部分
バッグログを表示・非表示にするときの違和感、各キャラのエンディング後にしか解放されないオプションの部分で-2点の98点として登録させていただく。