4よりは確実にクオリティが高かったと思うが、魔法関連のあーだこーだがあまり面白くないので最終的な満足感は4とあんまり変わらなかった気もする
ヒロイン全員可愛く、初見では一番興味のなかった瑞花ですらルートに入ってからの恋愛模様は非常にそそるものであったし、キャラゲーとしてはかなりレベルの高かったゲームだと思う。
テキストも前作よりかなり洗練されており、姉や妹のような記号的な印象しか残らなかった前作と違いヒロインの魅力を自然に描けていたし、ヒロインや杉並たちとの日常会話もかなり楽しいものだった。
このままイチャイチャしてるだけならさぞいいゲームやろなぁと思っていたがダカーポシリーズなのでそんなことになるわけもあらず、そこはまあしょうがないにしても魔法関連のごたごたのせいでヒロインと別離(死別)しなくちゃならなくなり云々みたいな陳腐な展開が多いのが残念だった。
結果的に魔法関係なくただイチャイチャしてるだけの白河ルートが一番満足度が高かったような気がする。
このゲームで一番収穫だったことはたにはらなつきの画力の上がりっぷりと言っても過言じゃない。
3の18禁版から間を空けて4をプレイしたこともあって随分可愛い絵になったなと思ったけど5をプレイして"成った"なと感じた。立ち絵からエロシーンのヒロインの表情まですべてが魅力的であり、絵買いでも満足できるレベルだったと思う。
あとこれはクソどうでもいい個人的な話なんだけど、全年齢版の瑞花のCVが加隈亜衣なのを見てちょっと惜しいことをした気分になった。こちらの声優さんが悪かったとかそういう話ではないんだけど、加隈亜衣の声のヒロインと恋愛してエッチまで出来たら最高なんだろうなと思う。まあ無理なものは無理なのでしょうがないんですけど。