大切なもの手に入れるためには代償として何かを失わなければならない。
彼は彼女は大切なものを手に入れるために、自分の闇と立ち向かい
代償として何かを失いながらも、大切なものを手に入れることが出来た。
悲しい別れは乗り越えていこう、傍らには大切な人がいるのだから。
C-driveはどちらかというと抜きゲーをメインにしたブランドだが
今回はシナリオに力を入れることにしたようだ。
本職だけあって、Hシーン数は各キャラ4~5ずつ用意されている。
一般的な萌ゲーメーカーはよりユーザーに嫌われない作品を
作るということで最近は、作品内での人死にを控えている傾向にある気がする。
それに反するように今作はガンガン登場人物が死ぬ。または既に死んでたりする。
悲しみを乗り越えていく系のトゥルーエンド系じゃないと満足できない
自分としては大好物だ。(初夏も性格が悪い面があるので気にしない。)
圧巻はみなもルート。
攻略ヒロインを消滅させる。転生のフォローもナシ。
これは萌ゲーにはできない。そこにしびれる。
本体(サブキャラ)の夢をかなえるために、幻(ヒロイン)が消える
というのは新しいのではないか。
原画買いでふさたかさんの絵さえ見れればある程度どんなシナリオでもいいや。
と思っていたら外連味の少ない、作り手側の主張が伝わってくるような作品に出会うことができた。