とても幸せになれる
前作からの引継ぎヒロインたちへの所感は正直あまり変化がなかったという感じ。
前作で感じた通りの印象を受け継いだまま、進化したイチャイチャを見るので、その点にマンネリを感じないのであれば楽しめるかと。個人的にはちと姉の学生編ラストのCGとそのシーンで流れた「5センチ」という曲が素晴らしかった。
新ヒロインについては過去作てんこ盛りという感じ。学生編はともかく、結婚編辺りは２より前のヒロインから主人公まで勢ぞろいしており、流石に豪華さを感じざるを得なかった。結婚式のシーンも力が入っており、とても感情移入できる素敵な話だったと思う。
ただ、その分既存ヒロインの結婚式が少し味気ないように感じられてしまったので、そこがもったいなかったかなと。
そして唯一文句があるのが、結灯ルート以外での結灯での扱い。そりゃ結灯の問題を解決できるからこその結灯ルートなのだとは思うが、だからと言ってほかのルートで全く救われていない結灯を見させられるのは少し酷が過ぎる。しかもそれをあからさまに引きずっている様子を見せてくるのが本当によくない。完全にフェードアウトするならまだしも、話題にも上がるし登場もするのに救われないのが何とも言えない気分になった。
結灯ルートほどではないにしても、多少は前向きになれるようにしてほしかった。2から＋までの見えていない期間にそういう出来事があったことにしてでもいいから。