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shishou9119さんの神様のしっぽ ~干支神さまたちの恩返し~の長文感想

ユーザー
shishou9119
ゲーム
神様のしっぽ ~干支神さまたちの恩返し~
ブランド
DESSERT Soft
得点
80
参照数
313

一言コメント

ねこは神。俺の銀河では不変の事実。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

※※シナリオ的なネタバレ部分には前後に大きな空白、警告文を入れていますが、自己責任でお願いします。


 前作『トメフレ』に続く、DESSERT Softさん第2弾。
『トメフレ』がオーソドックスな5人ヒロインものだったのに対して、
本作は何と十二支をモチーフに12人の擬人化ヒロイン+1人の13人ヒロイン。(!?)
 しかもその13人のヒロイン全てに個別EDが存在するという豪勢ぶり。
 この時点で この作品が意欲に溢れたものと感じられるでしょう。
 非常に興味がそそられます。

 いざ蓋を開けてみればメインビジュアルから感じられる印象そのままに、
賑やかな十二支の縁を結ぶ温かい物語が展開されます。
 キャラクター同士の絡みも豊富で、
関係性をこれでもかというくらいに描写してくれます。
 これが非常にかわいい!
 これは後にも述べますが、この作品は一本道シナリオで、
十二支の個別エピソード全てを一つの時間軸で語るので、
最後のトゥルーエンドの頃には積み上げが半端ないことになっています。
 そこには、どれだけネタバレを踏もうとも、
最初から最後までプレイした人にしか分からない妙があります。
 だから、やろう。(どーん)






ということで購入検討者さん向けに、ざっくり仕様説明を置いておきますね。
公式サイトに載ってるようなことも書いていますがご容赦ください。

・ヒロイン数は規格外の13人ですが、CG総数は75枚
 ヒロイン毎に振り分けられた数は5,6枚
・対してSD絵は多めの15枚。かつ、差分豊富、1枚につき複数人
・ボーカルはOP2種 ED1種 の3曲。作詞作曲歌は安心の薬師るりさん
・本筋は一本道。体験版部分である序章が終わると
 「〇ノ章」と称して干支順に個別エピソードが語られる
 そこから枝分かれ式で、個別EDに突入する方式
・主人公以外男女ともにフルボイス
・一部の方には馴染み深いUI
・バックジャンプ機能あり
・シナリオ選択機能あり。ほぼセーブをとる必要がないので気楽にプレイできます

 こんなところでしょうかね、
ここまでゴチャゴチャと羅列しましたがメインビジュアルにピンときたら
買って損ないと思います。



※※※以下本編感想ネタバレ注意※※※
(プレイ済みの方や、ネタバレ踏んでもいいよ、
 そもそも他人の感想が読めるよっていう人だけお願いします)


















〇はじめに
 というワケで以下は自己責任でどうぞ。
各章毎、キャラクター毎に項目を立ています。
順番はもちろん干支。表記ゆれは許して








 

〇序章
 数回のやり取りで、主人公の秋成くんと蓮華さんが、
とっても良い子なんだなとわかって、心が温かくなりました。
 のじゃろり(?)学園長に使い走りをさせられているとか、
保健室のエロ先生に気に入られているとか、
オイシイ舞台設定が続々、期待が高まります。
 一緒に夕飯を食べるまでの流れは、
それぞれの納得があって、とても良いですね。
 ききょうさんの口説き方が一番好きでした。

〇子ノ章
 はるちづ(順不同)はてぇてぇな!
穏やかで、優しい人の中にも優先順位があって、
その判断基準が「あの子には私しかいない」というのがてぇてぇな! 

〇丑ノ章
 ヒロインみんなが
 はるかさんの母乳入りのプリンを食べてる
≒母乳を飲んでる
≒はるかさん×ヒロイン全員の母乳プレイ、つまり百合!!

〇寅ノ章
 トラウマを乗り越える話というのはいつ見てもよいものです。虎だけに(バキッ
 あまねさんのステージ衣装のCGは表示された瞬間、
息を吞みました。
 やはり絵の力、視覚的な演出の力というのはスゴイですね。
 素の粗暴な振る舞いと、
通常の優雅な振る舞いのバランスが絶妙でした。
「狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり」の逆とかなんとか……。

〇卯ノ章
 糸目和装風お茶メイドやったー!
 糸目のキャラが「笑み」で開眼するのは非常にポイントが高い。
作った人わかってる。

〇辰ノ章
 やっぱ竜ロリなんだよなぁ。

〇巳ノ章
 惚れ薬の件はラブコメ的オイシイ展開でした。
 ニヤニヤせずにはいられない。

〇午ノ章
 トラウマを乗り越える話というのはいつ見てもよいものです。馬だけに(バキッ
 体位ですが、馬ヒロインなのでバックがあると思っていましたが
馬だけに馬乗りですか ほぅ大したものですねって乗る側かーい!(ズコーッ
 走るから駅弁ね、はえー1本とられたわって、関係ないわ! 
駅伝と勘違いしてました!

〇未ノ章
 剃毛、陥没乳首、搾乳(はるかさんもだけど)、
この子だけ性癖の業背負わせ過ぎじゃ……。
 いいぞ(女体に配慮した上で)もっとやれ!
 みそら先生のぬいぐるみの件はマジ笑いしてしまった。
なんだよリアル寄りの作画って……。

〇申ノ章
 これはじゅんもですが、
悪友ポジから恋仲に発展するのはドキドキしますな。
たかみは序盤からオタク&ネタトークで
非常に砕けた間柄として描かれていただけに、
瞬発力においてはじゅんを上回りました。

〇酉ノ章
 みそら先生カワイイヤッター! 産卵やったー!
あ、僕みそら先生に名前呼ばれました。
しかも二回。(やかましいわ)
 先生というのは、肩書きがそうさせるのではなく、
そうあろうと努力した上で体現できているからこそ、
先生なのですよね。(戒め)

〇戌ノ章
 Not for Meなところはありつつ、それはそれ。
 「べき」論で塗り固められた頭の固い子好き。
 自分が、自分の思い描く執事という役割でしか、
憧れている人の側に立てないと思い込んでいるところとか頭岩タイプですごい好き。

〇亥ノ章
 この子に関しては主人公と添い寝してる時点で優勝でしょう。
別ノ章でちょいちょい挟まれる添い寝描写で毎回心温まってしまった。

〇苗ノ章
 ねこさまが十二支に数えられていないのって、
ねこさまが神様だからってそれ一番言われてますよね? 
少なくとも俺の銀河では そう。
 すごく良いシチュの詰め合わせというか十二支総出の陣形技(もしくはパーティアタック)、
これに心打たれぬワケがない。
 こーゆー、後から一気に過去を明かす形式って、
上手く演出すると これまでの描写の意味が分かってきて、
これまで積み上げてきたものの価値が上がるというかなんというか、
もう良さみが一気に押し寄せてくるんですよねぇ。好き。
 皆の過去の全容が判明するところ、
皆が秋成くんと最後の時を過ごすところ、
途中胸がいっぱいになって読み進めるのがもったいなく感じられました。
ですが、これは一連の流れにこそ意味があるのだと思い、
止めることなく最後までプレイしました。最高でした。(完)

〇真エピローグ
 花苗ちゃん十二支のみんなにめちゃんこ可愛がられてるの好き。
個人的にれいこさんとの絡みが一番好き。



●キャラクターについて
 章毎にまとめるとキャラクターの良いところが書きにくいなと思い、
項目分けしました。
 複数の方が書かれている、という点は考慮しているつもり……です。多分……。
※以下よりキャラの敬称を略します。
※書いてみたらデザインの話が7割くらいになってしまいました。

〇秋成
 タイトル画面と序章で得してる印象。
あとはプレイヤーから人格者の認知バイアスが働くので、
ちづと一緒にいたずらとかしててもへーきへーき。
 ちづのために頭下げるところが好き。
 実はねこという想像は大分序盤からしてましたが、
トゥルーへの持っていき方や背景は予想外でした。
 作務衣は寝間着? 部屋着? 作業着?

〇ちづ
 にしし笑いと、にしし口が好き。
げっ歯類らしい前歯がかわいい。
 体操服の上だけ長袖差分すこ。
 家族としての繋がりを強く求めるが故に、
裏切られた時の反動が強く表れてしまっているのがとても物悲しく映りました。
 しかし、それを乗り越えた後はこれまた反動で好きな人にべったり、
そんなところがかわいい。

〇はるか
 おっぱい、ストール、おっぱい、ロングスカート、
おっぱい、サンダル、おっぱい、あたりが好きな要素。
 ねむねむしてるのかわいい。
 搾乳? すると思った!
授乳手コキまで、本当にありがとうございました!
 怒ったときに牛とかけて「モ~」って言うの かわいい。
 優しく、自分よりも他人の幸せを優先してしまう。
それが本人にとって幸せというのも分かる。
でもそれは周りの人も同じで、
そんな優しい はるか本人が自分の幸せを掴むこと、
それが皆の幸せでもあるっていう円環なのですよね。
あまりにも尊い。優しい世界。
 襟元まで体操着(表記ゆれ)のファスナーあげてるのすこ。
おなごはむやみに素肌をさらすもンではありません。

〇あまね
 各所で紹介されているほど高飛車な印象は受けませんでした。
どちらかというと「気高い」、
そんな言葉がしっくりくる素敵な女性でした。
 上でも少し述べましたが、あまねは格好良い。
本来は粗暴な性格だとしても、
往来で人格者として振舞えるのであればそれはもう立派な人格者です。
 そんな風に格好良くあろうと努力している人はカッコいい!
 一番の萌えポイントは「もっと褒めるがいいですわ」。かわいい。
 戌ノ章で再び好感度上げてくるのズルいヨ。
執事に全幅の信頼寄せちゃうの素敵だよ。
 キャラ声のまま歌うの大変なんだなぁと思いました。
 体操着はきっちり襟を折っているところが折り目正しいですね。(ギャグジャナイヨ)
 しっぽ穴が上着の方に開いていて、
「なるほどな」と思いました。機能美。
靴ひもは黒で幅広。
 私服と体操服で履いているタイツのデニール数が違うのでしょうか。
体操着のときの方が強度重視でデニール数が高いとかだったら萌える。

〇みゆき
 糸目、和装風、おさげ、キャップ、お茶目、謎メイド、好きな要素しかない。(どーん)
 開眼の是非について筆者の中で ひと悶着ありまして。(知らんがな) 
そんな中で決め手となったのは、カラーコーディネートです。
 メイド服姿を例に挙げると、
全体的に青系で、明るく淡い髪色から、
暗く落ち着いた色調の着物。
 そして下半身の大半を占めるエプロンの白。足袋も白。色白な肌。
 と、ここまで寒色系でまとまっています。
そこに、鼻緒の赤、おさげと首にあるリボンの赤が差し色としてあります。
 ありまずが、寒色に比べて弱い、少し地味に思えます。
その足りないところに収まるピースが瞳なのですよね。
 うさぎといえば瞳は赤と相場が決まっていますから、
そこは予定調和です。
 それらが合わさり、
開眼によってカラーコーディネートが完成するデザインなのですよね。
 それもあって、開眼のシチュエーションが素晴らしいと思えたのです。(長いよ)
 ちなみに、開眼後にわかることですが、
下着も純白に赤の装飾という徹底ぶり。
 ふっ、負けたぜ。(なに)
 長袖の体操服で、おなか周りの生地が余ってダルっとしてるのかわいい。そーなるよね。
 みゆきは出てくるたびに好感度上げていくので、
キャラが非常に立っているのだと思います。
 糸目で あの表情演技は脱帽です。
 みんなの服のしっぽ穴はみゆきさんが加工していると勝手に想像しています。
 
〇ききょう
 竜ロリ! 竜ロリ最高!! 竜ロリ万歳!!!
 特徴的な緑の髪色も、
木の枝のような角も、
有鱗目特有の瞳孔も、
竜にまつわるところ全部好き!!!!
 前世では秋成の方が年上だったって、
シチュとして優秀過ぎません? 
 神通力を使うときだけ目が赤くなるのカッコイー!
 片側だけ口角上げて笑うのステキ―!

 着物の意匠
 紫の桔梗の花言葉は「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」。
白の桔梗の花言葉は「清楚」。
梅の花言葉は、「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」。
 くぅ……っ!(涙ふきふき)

 十二支選定のときの寛大さ好き。
 人の理を超えた存在だからこそ出せる貫禄。
 人も こう年を取れたら良いですね。

〇れいこ
 なんだこのエロ先生はぁ、たまげたなぁ。
白髪、白衣、牙、視力悪い、頬窩(口唇窩)、
あたりが好きな要素。あと時々 下ぶち眼鏡。
 本番のあと夢だと思っちゃうの好き。
パイズリの絵すっげぇエッチだと思いました。
あと寝起きのCGは色気なくて逆にエッチだと思いました。
 基本的に余裕を崩さないところとか、
それなのに子どもっぽく振舞うところがかわいいなって思いました。

〇じゅん
 馬、ポニーテール、
リアルポニーテール、
ホットパンツ、上着腰巻ランニングスタイル、
あたりが好きな要素。ミニスカもいいね。
 垂れ目気味なのも個人的にポイント高いです。
活発な子の垂れ目はイイゾー。
 脳筋ではあるのものの、
秋成のそっけなさに拗ねたり、
惚れ薬のときに興味津々だったり、
ルートまでに秋成への好意を小出しにしていました。
 ルートまでに期待も高まるってもンですよ。
これは順番がオイシイですね。
 これは見え方でしかありませんが、
内股気味だったり、骨盤が広めだったり、
膝から足首にかけて後ろに沿っていたり、
ポーズが腰を強調するものだったりして、
(主に下半身ですが)馬っぽさをウマく落とし込んでいますね。
 これは2次元静止画の強み。

〇さゆり
 オーバーオール、ロリ巨乳、巻角、麦わら帽子、
もこもこ、お姉ちゃん、あたりが好きな要素。
 かなりヒトミミに近いがエルフ耳……、ではなくヒツジミミ。
 奥手な子という第一印象を早々に覆して、
秋成の妹ポジ(type:しっかり)に収まる。やるじゃんー。
 一生懸命で、好きな人の隣にいるための努力を惜しまない。
それだけに良い子ちゃんポジに収まりがちで、
どうくっつくかと思いましたが、
そこは双子ちゃんナイスゥ!
 初めてぬいぐるみを作ろうと思った経緯も、
最後のぬいぐるみを作るところも、
健気という言葉では生ぬるい! 
 自分がどうありたいか、
というよりは人のために何をしてあげるか、
という風に考える子、という印象です。
 人に捧ぐという点ではあきらとも、
みゆきとも違う強さがありますね。
 それが良い……。

〇たかみ
 苗ノ章での回想後のアイキャッチでちょっと泣きそうになってしまった。
何が「一緒に草生やしましょうぞ」ですか……。
 中華風の服、左右非対称の靴下、
小さな丸眼鏡、スパッツ、
あたりが好きな要素。
 キモオタ言動でも美少女が言えば許されるんだなぁ。
 変幻自在な眉目が愉快ですね。
 上でも少し述べましたが、
秋成の悪友であり、
非常に砕けた間柄だったので、
そこから恋仲への発展過程に一番ドキドキしたキャラです。

〇みそら
 鳥になる、有翼種、産卵、あたりが好きな要素。
服もかわいい。
羽根の生え際を考えるに、
服の背中は想像以上に際どいのでは!?
 ヒロインの中で唯一BH(バストとヒップ)の差がH+4。
これはつまり安産型という解釈をしますが、構いませんねッ!
 好きなもの鶏肉って、良いんですかい……。(あんまり考えないようにしているところ)
 え、ちづと同い年なの!? マジ!?(今更)
 かわいい以上の感想は上に書いてしまった……。
 教師という肩書を持つことと、
良き教師として生きることはイコールではない。
みそら先生は紛れもなく良き教師です。

〇あきら
 俺っ子、ポニテ、執事、パンツスタイル、ブーツ、あたりが好きな要素。
 腰の得物は太刀ですよね、これ佩いてるの? 差してるの? 
 あきらのことを語ると墓穴を掘りそうなので、早々に〆

〇あんこ
 髪を片側だけ結っている、マフラー、牙のお守り(腕力+1)、
八重歯、無邪気、みんなの妹、あたりが好きな要素。
 未姉妹を差し置いて末っ子感あるのスゴイと思います。
こちらも秋成の妹ポジ(type:無邪気)。
 添い寝最高! 
穏やかに寝てほしい。
良い夢見てほしい。
掛け布団からはみ出してるところに
に~に から優しく布団掛け直してもらってほしい。
 怒ってるときの「ぶーぶー」が猪にかかっててかわいい。
 ちょっと待っててねが聞ける子どもはマジで良い子やぞ。
秋成、この調子で大事にしてやれ。
 SD絵の中で一番かわいい。

〇蓮華
 お姉ちゃん(を主張)、笑顔で怒る、巫女さん、
良妻賢母(想像)、ねこ好き、あたりが好きな要素。
「右ストレート!」みたいなかわいさ。
 これ秋成のことなんですけど、
蓮華をうざがってないの非常にポイント高いです。
 それが蓮華をよりかわいく見せてる。
当たり前のように食卓を囲むところとか、
朝起こしに来てくれるとか、
そこで「あと5分と24時間zZZ」みたいな甘え方ができるとか、
その他諸々の当たり前が、
この関係からきていると思うと……、
おもうと………………………………、
ぉもぅと………………………………、
ZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzちくわ大明神ZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzzZZZZZZzzzzzzZZZZZZzzzzzzz
 はっ、寝てた!
 気を取り直して。
「あきくんが本当に人が心配するようなことするわけない」で、
信頼度高いなぁ頷けます。
 体操着の着こなしですが、
襟は立てたまま少しファスナーを下げている。かわいい。
 で、ねずみのぬいぐるみは一体なんじゃったんじゃ。
え、私が読み飛ばしただけ? スミマセン……
 やっぱ最初のCG最高だよなぁ。
髪かきあげ、ささやき、ふくれっ面、
でも基本にこにこ、
ほしいもンぜんぶそろってるじゃないですかー、さすが。
 

  
●おわりに
 え、ここまで読んでいただけたんですか、やったー!
 『神様のしっぽ~干支神さまたちの恩返し~』非常に良い作品でした。
 本当のことを言ってしまうと、筆者にとって苦手に感じられる部分もありました。
 しかし、それはそれ、そう思わせているのは筆者の偏った趣味嗜好に他なりません。
そんな部分を補ってあまりある魅力に溢れた作品だと感じました。
 12人ものヒロインを登場させ、そして描き切ったこと。
トゥルーへの積み上げのために、一本筋の構成にしたこと。
そんな『神様のしっぽ』は、この時代に得難いものを、
誇れるものを沢山もった作品だと、筆者は思います。