公式ウェブサイトの内容に嘘偽りなし。素人が理想とする妄想全開ストーリーを恥ずかしがることなく製品化。果たして吉とでたのか凶とでたのか、結果は如何に……(C_☆)!!(2017/10/21:フルコンプしたので最終版を記載)
◎フルコンプしての最終感想
基本的には当初の感想に書いたとおりです。共通ルートまでは、「なんか面白いぞ、80点以上つけても良いかも」だったのですが、個別ルートに入って「う~ん」。結局、個別ルートのストーリー構成はどれも同じな抜きゲーでしかないので、飽きちゃうんですよね。私が思うに、商業作品は、本当にストーリー重視路線に転換しないと、同人作品に負けてしまうと思います。といっても、市場規模が縮小傾向にある現在、優秀なライターなど出てくるわけがないのですが……。そのため点数も「79点⇒77点」に下方修正しました。個人的には、「今後はきちんとストーリーがある作品以外は、もう買うのはやめようと思った転機となった作品」との位置づけになりそうです。
◆以下、以前の感想に追記(2017/10/21)
◎はじめに
私は、今回の長文感想を書く目的は何って、いつも自問自答します。一番の理由は、私が読みたいからなのですが(笑)、それは置いといて、今回の場合、この作品をプレイしても良い人達は、次の条件を満たすべきって観点で書きたいと思います。
因みに、私は現時点(2017/10/04)で、共通ルートと個別ルート(日菜乃)しかやっておりません。そのため、点数(79点)も暫定です。全部やってから感想を書き始めると、2週間後になってしまい、その頃にはもうプレイする人達もいなくなって、今回の書く目的を満たせなくなってしまいそうなので。そもそも、この時点で既に8千字以上メモってるし。それに、共通ルートと個別ルート(日菜乃)だけで、だいたい見切れたかなって。つまり、その程度の作品じゃないのかなって思うのです。何か大どんでん返しでもあるのなら、それはそれで嬉しい誤算になりますが。
ただし、他の個別ルートもやり終えたら、きちんと追記しておきたいと思います――2週間後ですけど(笑)。もう、読む人もいないでしょうけど。まぁ、いつものことです。
(追記:今、律儀に追記中です(笑)。最終的に2万字以上もメモりましたが、残りの個別ルートをやっても、上記の感想どおりでした。何の大どんでん返しもなし)
◎本作の印象
作品の雰囲気と内容は、本作の公式ウェブサイトで「ストーリー」「キャラクター紹介」「ギャラリー」から受ける印象そのまんまだと、私は感じました。狙っているコンセプトどおりに仕上がっています。それも、かなり上出来です。でも、いろいろ不満点は多いです。後で書きますけど。そのため、プレイするべきかどうかを悩む場合は、公式ウェブサイトを見て、ご自身の感性にフィットするかどうかを、最初に必ず確認するべきです。何度も言いますが、普通の感性の持ち主なら、公式ウェブサイトの説明から受けるニュアンスどおりの、嘘偽りのない、そのまんまの出来具合だと保障できます(飽くまで、雰囲気と内容についてです。質は別問題ですよ、質はネ!)。
私の場合、ストーリーとキャラクター紹介を読んで、最近の自分の精神状態が鬱気味なのもあって、この軽さはヤリだなって思って、思わず予約しちゃいました、たぶん。実は、予約していたことすら忘れていたので、パッケージを見てもどの様な作品なのかも思い出せず、いそいそと公式ウェブサイトを読み直したのは、私です。
それにしても、予約していたことすら忘れていたのは本作で二作目ですが、一作目は『少女マイノリティ』でした。どちらもMORE系ブランドですよね。私にとってMORE系とはパッと見、興味津々で引き付けられる作品となるみたいです。しかし、実際にプレイしてみると、塩の替わりに胡椒が、カラシの替わりにワサビが、唐辛子の替わりに山椒が入っているみたいな。何なのでしょうかね、この微妙にずれた感覚は……。
◎本作の構成
簡単にいうと、楽曲でいうなら、AメロとBメロをひたすら繰り返す構成です。サビと間奏、どこいっちゃったのみたいな。具体的には「Aメロ=ストーリー(らしきもの)」と「Bメロ=エロシーン」となります。その結果、盛り上がりのない単調な作品に仕上がってしまったのです。
それでも、共通ルートは、ヒロイン4人を取っ替え引っ替えしならがらAメロとBメロを奏でるので退屈せずに済むのですが、いかんせん個別ルートは、二人の世界に終始するので、流石にきついです。飽きちゃいます(最近の大多数のエロゲーに言えるんですけどね。ぜんぜん改善しませんが。だから市場規模が縮小し続けるのだと思うのですが)。これから考えると、今の構成では、共通ルートのノリを最初から最後まで押し通すべく、ハーレムルート1本だけに絞った方が良かったのではと思いました。
因みに、公式ウェブサイトのストーリー説明の最後には、「HCG率90%以上で、ハーレムルートや3P・5Pありのエロエロ女子校生活!」と書いてあります。なんだ、ハーレムルートあるんじゃないですか。楽しみが増えました。これを糧に残りの個別3ルートは乗り切れるかも。まぁ、私が思うに、"日菜乃"が一番キャラが薄いので、他の個別3ルートは、"日菜乃"ルートよりは面白い筈――というか面白くあって欲しい――特に個人的には"葵"ルートには期待大。
追記:結果、ハーレムルートがねぇ、これまた絵に描いたような、どうでもよい出来栄えでした。おまけストーリー的な、なんかねぇ、悲しかったです。ただ救われたと思ったのは、期待していた”葵”ルートが他より少しはマシで、普通の出来栄えに感じたという点ですかね。けっこうライターの主義主張文章があって良かったです(後の”葵”ルート感想を参照)。
◎操作性
あまりよくありません。特に私は、プレイ中にメモ帳によくメモるので、画面サイズ(フルスクリーンとウィンドウ)の切り替えがワンタッチでできる操作環境を提供してくれないと、非常に困ります。低価格のωstar作品でさえ画面上部にマウスカーソルを持っていくと、切り替えボタンが表示されるのに……。
因みに、MORE系なのに『少女マイノリティ』の画面サイズ切り替えより、格段に品質アップしていますね。私の『少女マイノリティ』の感想を読めば分かりますが、散々サポートとやりとりしましたからね。MORE系ブランド全体に改善が反映されたのなら、嬉しい限りです。
◎不具合
・誤字脱字:90箇所以上
・声優さんの読み間違い or テキストと合っていない:46箇所以上
⇒1.01修正パッチを適用した上で、この件数。品質管理は駄目ダメですね。ここまで酷いのは久しぶり。私のこれまでの分析では、誤字脱字と声優さんの読み間違いの数は、往々にして比例関係にあるのではと考えています。つまり、誤字脱字だらけだと声優さんの読み間違いも増えるという、至って分かりやすい関係にあるわけです。誤字脱字を軽視していると、作品全体の品質にどんどん波及していく可能性があるという見本みたいな事例なわけです。それで思ったのが、最近の日本の製造業の品質低下も、ある特定の会社の閉じた話ではすまず、他の会社の品質低下に波及していくのではと思い至りました。今のところ、どこも問題がなかったことになっているみたいですが、そんなの言えるわけがありません。言ったが最後、その会社にもとんでもない災難が訪れることになるわけですからね。まぁ、仮にあったとしても内々に処理してしまうでしょうね、きっと。おっと、エロゲーの品質管理問題から、ちょっと高尚な時事問題に思いを馳せてしまいました。
・バックログ表示での不具合
テキスト表示が1行だけの場合、バックログ表示だと、行末の「、」 「。」「」」が表示されない場合があります。具体的には、1行28文字表示が基本みたいなのですが、禁則処理が働く場合、1行29文字で表示しようとします。この時、バックログ表示では、29文字目がカットされて28文字までしか表示されません。バグですね。ライターの文章のリズム上からか、これがけっこうあります。殆どの人は、バックログ表示などしないのでしょうから気にもならないのでしょうけれど、私はよくメモるためにバックログ表示にするので、気になってしまって仕方がありませんでした。おまけに、脱字で本当に句点などがない場合もあって、最初、ちょっと混乱してしまいましたよ。
◎中古
Amazonを見ると、発売1週間もたたないのに、既に沢山中古が出てますね。店舗特典集めで、不要なパッケージだけ売っちゃったってやつですかね。でも新品価格は私が予約して購入したときより、千円以上も高くなっています。面白い現象ですね。作品の出来は、悪くないと思うので、それなりに人気はでそうですが、中古が今後さらに出ることを考えると、メーカーはきちんと利益が出せるのかどうか、ちょっと心配です。
(追記:発売3週間後のAmazonを見たら、中古ですら、結構な値段がついていますね。初回ロット生産分は、全部捌けたってことですかね。直ぐに中古が出回ってたから心配していたのが嘘のような現実。世の中、よく分からんものです。予約特典の描き下ろし漫画が800円で売ってて笑ったぞ!)
◎良くも悪くも、気になった点、あれこれ(追記:全ルートを記載完了)
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●共通ルート
★カピバラ
葵「またエッチな顔。鼻が伸びすぎてカピバラみたいな顔になってる」
⇒最近のライターは、動物シリーズが大好きなのかな。しかも、メジャーじゃない動物を選択する傾向があるし
★ギャル
ト書き:見た目もこの上品な学園に居るんだと思ってしまうくらいのギャルっぽさ。
⇒この文章は変。普通、上品な学園とギャルは不釣合いのはず。本来なら、次の様になると思います。
見た目もこの上品な学園に居ることを忘れてしまうくらいのギャルっぽさ。
ただし、上品な学園と釣り合うようなギャルっぽさだと言っているのかもしれない。イメージできないですけど。
★三点リーダーの使い方
言葉に詰まるのを表現するのに使用。このライターの分かりやすい使い方。Good!
例1
琴音「ちなみに恋愛の経験は?」
泰人「……ありません」
琴音「無駄な見栄を張らないですっと答えなさい」
⇒会話の構成がちょっと面白いです。私は最初、「無駄な見栄を張らないで」となっているので、泰人の回答は「あります」なのではと思ってしまいました。しかし琴音は「すっと答えなさい」と言っているので、泰人が回答で「……」と口篭もったことを問題にしているのだと分かりました。
例2
泰人「普通に……楽しく過ごしてるから」
ト書き:恋愛練習のことを思い出して、言葉が詰まってしまった。
⇒こちらは捻りがないですね。そのまま「言葉が詰まって」と書いてます。
★内科検診
ト書き:みんなが上半身裸になるイベントを見たいという、男なら当たり前で普通の正常な逆にないとおかしな気持ちを、必死で押さえつけていた。
ト書き:特に待ちに待ってない内科検診の日がやってきた。
⇒一つ前のト書きから、主人公は内科検診に興味津々なのに、この文章はおかしいでしょう。
本当なら「ついに待ちに待った内科検診の日がやってきた」となると思う。誤字脱字の類かな。
★パンパンに膨れてる金玉って
里穂「金玉もパンパンに膨れてるみたいだし、熱々のおちんちんで火傷しちゃいそう」
⇒どんな状態なんだ? 金玉が上にあがっている状態?
★連鎖(キス)
里穂⇒日菜乃⇒琴音
泰人「はっ! 二人がしてくれたってことは、霧ヶ峰先輩もっ」
琴音「なんでそうなるのよ。……でもたまには連鎖してみるのも悪くはないかもしれないわ……」
⇒ライター、引っ張るな、連鎖ネタ
★オナホールとローター
イベント絵では、オナホールはハンドホールの小型で貫通式みたいですね。実用性なら非貫通式でしょうけど、イベント絵ですから、亀頭が見えて我慢汁や精液ドピュドピュ描写ができる様に、見せるを重視した結果でしょうね。
あっ、でもライターは、
ト書き:竿全体から亀頭まで全てを包み込みながら、凄まじい快感で身震いさせる。
と書いているので、これでは、非貫通式の記述になってしまうのではと思ってしまいます。しかし、上記のとおりイベント絵は違うのです。イベント絵では亀頭が出ているのですから。
このシーン、いろいろ言いたい事はあるのですが、一番不自然だと感じたのは、オナホールのペニスへの装着やローターの尻穴への挿入ですかね。
・オナホール装着シーン
ト書き:そしてキスで勃起していたペニスに、凄まじい快感を与えるなにかを装着した。
・ローターの尻穴への挿入シーン
ト書き:そういうと、すぐそこに置いてあったローターを尻の穴にねじ込んでいく。
実際問題、どちらもローションを使わないでの装着や挿入は、相当困難だと思われます。ライターさん、実際には試したことがない、オナホール童貞だろ。もし実際に使っていたら、
里穂「あ、そう言えばローションでほぐすの忘れてた。まぁいっか」
なんて記述、できる筈がないと思います。
★目線の描写が変
里穂「すっごく気持ちよさそうな顔してるじゃん、あたしも、おちんぽのエッチな匂いで、興奮してる……」
里穂「だから、もっと泰人の気持ちよさそうな顔が見たいんだ……。力抜いて、あたしにおちんぽ預けて……」
⇒この場面、里穂は泰人の顔を見ていることになっているのですが、この会話に入る時に、里穂の目線はペニスに向くように切り替わります。会話内容と合ってないので、違和感が……。こうなったのは、イベント絵では、里穂の目線がデフォルトでは泰人の顔を見るように描かれていないからなんですけどね。どこ見てるんだ一体全体って感じです。でも、目線を変える動きはつけたいから、スクリプトではぺニス側に向けたと。関係者間で、もっと意識合わせした方が良いのではと思ったシーンでした。
⇒2017/10/09 訂正
里穂ルートをプレイ中(今のペースだと、全ルート完了後の感想、再来週かな)なのですが、上記内容は一部間違いだと気づいたため、訂正いたします。「里穂の目線がデフォルトでは泰人の顔を見るように描かれていない」のは、実は正しいのです。なぜなら、里穂ルートをプレイして分かったのですが、里穂は実はシャイなので、この時点では泰人の顔をまともに見続けることができなかったのです。そのため、「どこ見てるんだ一体全体」となったわけです。ただし、この場面、明らかに泰人の顔のことを話しているので、上記を踏まえると、描写としてはペニス側に目線が行くのではなく、泰人の顔をちらちら見る様にするべきだったと思います。でも、そうすると、ここだけのために顔自体の差分を描かなければならず、面倒なのでしなかったというのが真相でしょうか。
★男のお尻にローターを2つ突っ込む
普通のエロゲーと真逆の設定がGood!。普通は、女のおまんこにローター突っ込んで外出させるとかですが、その男版なのが笑えます。発想が面白いですし、会話の掛け合いも楽しいです。
ト書き:立ってるだけでもちょっと辛い。前立腺がずっと刺激されていて、ペニスがビクビク反応してしまう。
琴音「まぁ、すぐに慣れるでしょう」
泰人「慣れたくありませんね」
日菜乃「そんなこと言ってたら授業中とか大変だよ」
泰人「なにを言って……」
ト書き:なんでアナルローターを仕込まれて授業受けなきゃいけないんだ。
日菜乃「だって、これからずっと入れっぱなしだから」
:
里穂「いやぁ、楽しみだな。あ、リモコンはあたしが持つね」
★男の肛門描写が……
なんか、普通のエロゲーの真逆表現がいろいろあって、面白いです。
例:葵が泰人の部屋に来ての慰安(興奮したおちんちんを鎮める)でのフェラチオシーンのイベント絵
泰人の肛門がでかでかと描写(女性の肛門描写シーンの真逆)
たぶん、その後のシーンでの伏線でしょうね、これは。葵、何するんでしょう。期待感が半端ない
結果:予想どおりキタ ━━━ヽ(´ω`)ノ ━━━!!
ト書き:なにをされるのかと恐怖すら感じていると、突然お尻に強烈な刺激が!
ト書き:葵は尻の穴に指を入れ、ぐりぐり動かした。
笑える、普通のエロゲーでの男女描写が、全て真逆で。
このシーン、葵の手の描写が良いです。ペニスや肛門への指のあてがい方とか
絵師のこだわりが出ていて、d(-_^)good!!
★ソフ倫なのにピー音なし、伏字なし
例:里穂「ガチガチに勃起したおちんぽのせいで、アタシのおまんこもびしょびしょになっちゃてる……」
⇒なんかいつもの違和感がないなと思っていたら、ソフ倫なのに隠語に対してピー音も伏字もなしですね。思わず、メディ倫なのかと思ってパッケージのシールを確認してしまいました。そういえば、製品情報に「卑語隠語無修正」って書いてありますね。ソフ倫も解禁されたんですかね。良いことです。
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●日菜乃ルート
★1年女子A
日菜乃「ならいいけど。紗英も席に戻って……」
1年女子A「はいはい」
ト書き:後藤さんは大人しく席に戻っていった。でもなんだかんだいって誤魔化せたな。
⇒他もだけれど、メインキャラ以外の名前、テキストウィンドウでの表示が【1年女子A】なのは悲しすぎます。まぁ、声もないから仕方がないのか。でも、「後藤紗英」だと明確になった時点で、普通は「後藤」または「紗英」って表示するもんじゃないの?
★ノブレス・オブリージュ
琴音「ノブレス・オブリージュと言ってもいいわ」
⇒私は「ノブレス・オブリージュ」や「刮目」って言葉を見る度に、流行り言葉に迎合する風潮が許せないというか、またかよって思ってしまいます。猫も杓子もこれらの言葉を使うので、本当に食傷気味デス(`-´メ) 。
★何かの伏線?
日菜乃「そういえばいつ妊娠してもおかしくないよね?」
日菜乃「だっていつも中に出してるし」
泰人「でも安全日とか考えてたわけじゃないんだな」
日菜乃「安全日ってなに?」
⇒学年トップの成績なのに、知らないわけないだろって突っ込んでしまう私がいた
まぁ、ラストへの伏線と言えなくもないですかね
★結婚衣装でのセックス、しかも妊婦、母乳出しのシーン
お約束の鉄板定番設定。出し惜しみなし
★後背位シーンで
ト書き:俺はツンと出っ張った勃起乳首を指で摘んだ。
日菜乃「だからってセックスしてる最中に出るなんて……って、なんでまた乳首触るのっ、んっ……あぁっ、あぁんっ……」
⇒他の作品の感想でも書いたのですが、後背位でおっぱいや乳首を触る記述があっても、絵は絶対にそうならないの法則があります。こういうのは、私は手抜きだと思っているのですが、皆さんは納得しているんでしょうか?
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●琴音ルート
★【3年女子A】は、楓
⇒そうすると、【2年女子A】もいるのかってお約束になるのですが、果たして……
結果は、里穂ルートに記載
★誤字脱字のオンパレード
もうねぇ、あまりにも沢山あってもう笑うしかないのだけれど、一部だけ紹介すると、次のとおりです。
複数人たち⇒「複数の人たち」なら可 体調を崩して変える⇒帰る
煽り体勢ゼロ⇒耐性 優しいのはないの⇒易しい 効果が会った⇒有った
機能のこと⇒昨日の 起こった⇒怒った 止めた跡も⇒後も
★手抜きは嫌い
・パンツ行方不明
ト書き:可愛い柄のパンツ太ももまでずり上げる。すると布からは糸が引いていた。
⇒★このシーン、イベント絵では単にパンツを消しただけ。パンツどこいったの状態です。当然、布から糸が引くこともありません。因みに誤字脱字:「パンツを」
・おっぱいを触ってくれない
ト書き:ちゃんとした返事を待たずに小さな膨らみと、ピンクの突起に触れる。
⇒ぜんぜん、おっぱいをさわる描写になってくれない
★ジェームス・ブラウン
日菜乃「そんなジェームスみたいな顔だったかな……」
泰人「誰だよ……」
⇒声優さんは「ジェームス・ブラウン」と読んだ。しかし、その後の泰人の言葉からだと、「ジェームス」だけなのが正しい気がする
★犬の様な格好でのおしっこシーン
ト書き:認めない乳首を指で弾く。
ト書き:俺は琴音の可愛く勃起した乳首をコリコリ愛撫した。
⇒後背位で乳首を触る記述があっても、絵は絶対にそうならないの法則に従う
ト書き:琴音を無視してヌメヌメの膣口に舌を這わせる。
琴音「おしっこでそうなのに、おまんこ舐めないで……ふぁっ、ああぁっ……!」
⇒これも法則に従い、舐める描写はなし
★じょぼじょぼ音
ト書き:じょぼじょぼと音を立てて放尿する姿はすごくエロい。
⇒最初だけ音がして、後はじょぼじょぼ音はなし
★泰人がおしっこしてる姿で扱くシーン
琴音「あっ……なんでおしっこしてる姿で、しごいてるのっ……」
ト書き:琴音の放尿姿をおかずにしたオナニーは、あっさり限界に達する。
琴音「なんで、いきなり……おしっこしてる姿で、射精なんて……」
ト書き:琴音の下半身に向かって精液を飛ばしていった。困りながら恥ずかしがっている表情も格別だ。
⇒泰人が精液を飛ばしている格好を一緒に描くべきだと思いました。そっちの方がエロいでしょう。というか、単に手抜きだと思うのですがね。セックスは一人でするもんじゃないでしょうに、分かってないなぁ。なんで、女性だけ画面に居れば良いみたいな発想になってしまうのでしょうか。だったら、女性のオナニーシーンばかりにするべきではと思ってしまいます。
★琴音のおしっこが終わったシーン
ト書き:たっぷり桶に溜まるほどのおしっこを終え、琴音はトロ顔を披露する。
⇒しかし、この後もおしっこが出ている絵のまま。だから手抜きなんだってば
★おまんこ、それは形状記憶合金
琴音「でも問題なく入ったわ……。もうおまんこが泰人のおちんぽの形を覚えたみたい」
⇒よく「おまんこがおちんぽの形を覚えた」みたいな記述を見かけますが、もっと表現方法を工夫するべきだと、いつも思ってしまいます。具体的には、直接的ではなく間接的に表現するべきなのです――読物として重視するなら――まぁ、シナリオゲーじゃないから仕方がないのですが。私、やっぱりエロゲーは卒業して、小説を読むに回帰するべきなのかなぁ。ちゃんとしたストーリーのあるエロゲーがしたいです。
★学年トップがセックスになるとバカになるのは何故?
琴音「おかしくなるくらいっ、子宮まんこにちんぽささると、スケベまんこ、イッちゃうわっ……!」
⇒なに、この陳腐な直接的表現。ドMはバカになることじゃないでしょう。ライターは何か勘違いしているのではないでしょうか。攻略対象は全員頭が良い設定なのだから、そこを活かした会話を考えるのが、プロのライターってもんでしょう。何度も言いますけど、ユーザーはウィット(機知)に富んだ会話文を楽しみたいのです。直接的表現など映像の方が頑張れば良いだけの話なのです。そこのところ、作り手としてどうなのよって、私は問いたいです。
誤字脱字
ト書き:至高が一瞬停止する。
⇒思考 ★笑える、この間違い。逆に、これを生かしたストーリーになっていたら、素晴らしいです。
★安全日
琴音「大丈夫ってなにがよ……。詳しいことはあまりわからないわ」
ト書き:琴音に安全日の知識なんてなかったみたいだ。そもそも安全日も100%安心出来るわけじゃないし……。
⇒他の作品でもよくあるのですが、学年トップが知識ないっていう設定を何故おかしいと思わないのか、本当に不思議でなりません。話の都合で、学年トップが一瞬にしてバカに成り下がるの構図は、本当に勘弁して欲しいです。
★誰の視点?
ト書き:お父様も返ってくるだろうから、まだそこまでの勇気は持ってない。
⇒「返ってくる」の誤字は無視するとして、ここまでの一連のト書きは、ずっと泰人の観点で書かれていたので、この文章も、泰人の観点で書かれたものになる筈です。だとすると、現状、付き合っていることを発表もしていないのだから、「お父様」は変でしょう。
★三点リーダーの使い方
言葉に詰まるのを表現するのに使用。このライターの分かりやすい使い方。Good!
例3
琴音「……きっと大丈夫よ」
ト書き:変な間があった……。報告に行く時は覚悟したほうがいいな。
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●里穂ルート
★イベント絵の里穂の顔の目が変
これは、里穂だけではなく、他もみんなそうなのですが、里穂で気がついたので、記述しておきます。実は、目にかかっている髪の毛が、目のことろで切れているのが、すごく気になりました。具体的には、目は動きをつけるために差分で変えるパーツとなっているわけですが、本来の髪の毛の上にパーツの目を貼り付けるものだから、初めから描かれていた髪の毛を上書きした状態になっているのです。これは明らかな不具合だと思います。実際、ちゃんと髪の毛が目を覆っている絵もあるわけですから。里穂が特に目立ったので気がついたのですが、見直したら他も同じでした。こういうところは、まだまだ配慮不足だなと思いました。
★オナニー我慢プレイシーンの乳首勃起
里穂「そう言えば、乳首がいつもよりおっきくなってるかも……なんか、おっぱいもムズムズしてる……」
⇒この少し前に、絵の方は里穂の乳首が大きくなる描写になります。他の絵もこのくらいの配慮をすれば良いのに、なぜここだけって感じです。
★塩対応
ト書き:俺もあんな感じで塩対応されてしまうのか。
⇒「塩対応」って言葉、初めて知りました。「そっけない、愛想のない、冷淡な接し方を指す言い方」なのか。AKB絡みで2011年くらいから使われだしたのですね。覚えました。
★里穂との後背位シーン
里穂の目線が、これまたどこを見ているんだって感じです。でも、やっと分かったのですが、里穂の目線があっちゃむいてるのは、そもそも里穂は恥ずかしがり屋で、目を合わせられない性格なのを反映させた結果ではないのかと思えてきました。つまり、ちゃんと検討した結果の絵の構成なんだろうと。
★里穂との公園Hシーン
セックスしながらのキスシーンがあるのですが、当然のごとく絵はそうなってくれません。しかし、ここはキスすることが重要なのだから、絵を最初からキスできる様な差分ができる様に、構図を考える必要があったと思います。そういうところが、駄目なんですよね。
★衝撃の事実
琴音「今回のプロジェクトで選んだ“泰人”は、実はランダムで選んだわけじゃないの……。……里穂の好みを優先して選んだのよ」
琴音「年下で、女性に不慣れ、そして明るくてかわいい系で、そして何より他人の事をちゃんと考えてくれる人を」
琴音「そう、私はこのプロジェクトを私的に利用した、里穂に恋人ができて幸せになってほしかったから」
⇒この様な衝撃の事実を知る機会が、並列で選択できる個別ルートだけにあるのは、問題がある気がします。最初に里穂ルートを選択するかしないかで、他の個別ルートの見方が変わってしまうからです。
2018/01/12追記:そもそも、ここまで事前調査をしているのなら、泰人と日菜乃が幼馴染だってことも、琴音は当初から知っていた筈です。本来なら、これらの事実を踏まえた琴音の言動や行動への反映(例えば何らかの葛藤や伏線)が、共通ルートや琴音ルートにあって然るべきだったと思います。
これについて、作り手はどう考えたのでしょうか。気になります。
★誤字脱字
ト書き:お昼、庭園に向かう前に美咲を迎えに2年の教室へ向かう。
⇒美咲ではなく、里穂
因みに、ここのシーンでは、テキスト画面は「2年女子A」ではなく「美咲」と表示されている
声はないけど出番が多いからなのかな。フルネームは「岩崎美咲」
★里穂との裸エプロンセックスシーン
ト書き:おまんこからペニスがぽろりと飛び落ちた。
里穂「んふぅん……」
ト書き:しばらくしてどろりと精液が里穂のおまんこから流れ出た。
⇒挿入したまんまで、文章どおりに絵がなってくれない
★討論会の泰人のスピーチ内容が良かった
頭が真っ白になって、出たとこ勝負のアドリブ演説シーン
泰人「あなた方は恋愛をしたことがありますか?」
ト書き:ざわつく場内、頭を抱えている職員もいる。
泰人「僕は、今付き合ってる人がいます」
泰人「うれしいことも、つらいことも二人で支え合い、毎日楽しく過ごしています」
ト書き:その後も里穂とのイチャラブのろけ話を続けた。
泰人「そこで、僕がこの学園に入ってきた意味を改めて確認したいと思います」
泰人「あなた方女性が、社会で活躍するために、男性への免疫を少しでもつけるためという名目です」
泰人「しかし、私は一人の女性と恋仲になってしまいました」
泰人「よって、僕がこのスピーチ大会に優勝した暁には、この学園を共学にすることを宣言します!!」
⇒★里穂ルートで、やっとこの作品の設定にそった内容になった気がする
因みに泰人は、一人称が「僕」以外に「私」となっている箇所がありますね。他のルートでは「俺」となっている箇所もあって、統一されていませんね。こういうところがダメな点ですね。
★スピーチ大会の勝因
後々聞いてみると、1年生は入ったばかりなので女子校に対して期待があるらしかった。
しかし2年、3年と学年が上がるほど、期待とのギャップや、外での同世代かあの女子校というだけで高嶺の花という感じで彼氏が作れないことに後悔している人は多いらしい。
琴音「異性の目を気にせず生きてきた人たちが、常に色目を使う共学の女子に勝てるわけない」
琴音「泰人のスピーチで、里穂と泰人の仲睦まじい雰囲気が伝わりその気持ちが大きくなっていたのが勝因じゃないかしら」
⇒なるほど。正論
★里穂ルートは声優さんの読みとテキストが違う場合が多い
もう、読みやすいように、好きに読んでるって感じですかね
例)させたら⇒「させてたら」と読んだ
それは⇒「そこは」と読んだ
感じてくれてるの⇒「感じてくれるの」と読んだ
くれてるなら⇒「くれるなら」と読んだ
継いでくれる事に⇒「継いでくれるって事に」と読んだ
ゴンゴンってあたってるっ⇒「ゴンゴンあたってるっ」と読んだ
ところにあたりすぎだよ⇒「ところあたりすぎだよ」と読んだ
あたしに精液ぶっかけてほしい⇒「あたし精液ぶっかけてほしい」と読んだ
おちんぽのことしか何も考えられないっ⇒「何も」を読まなかった
なっちゃうかもねっ!⇒「なっちゃうねっ!」と読んだ
★ラストシーン
ラストシーンは唐突な終わり方だなと思いました
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●葵ルート
誤字脱字
ト書き:俺の部屋に呼んだ理由。もちろん一つしかない。
⇒俺を。★葵の部屋なのに、俺の部屋に呼んでどうする
★葵の声優さん、面白いね。我が「読み道」を行くって感じで。良くはないけど
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葵「ならよかった。テスト終わりまで我慢しててね」
⇒「我慢してね」と読んだ
葵「なんでだろ、足でしてるって、これをじっくり見れるからかな、ちょっと可愛く見えてきたかも」
⇒★「見られる」と読んだ。でも、声優さんの読みの方が、真面目な葵らしいかな
葵「そうなんだ! えへへっ、なら良かった! 泰人君とお話したいことあって!」
⇒①良かったぁ~! ②ことがあって!
葵「腰、んぅ、自分で好きなように動かしていいのよ? 気持ちいいこと、求めて大丈夫だからね」
⇒「気持ちいいとこ」と読んだ。 ★難しいな。動かしていいに力点があるのなら、声優さんの読みが正しい。しかし、好きなようにに力点があるのなら、テキストが正しいと思う
葵「でも、我慢してすると、愛が深まった感じがするね。障害があると燃えるみたいな」
⇒「深まった~って感じ」と読んだ。もう、声優さんの独擅場だなぁ
葵「えっと、そのね、用事があるって言って、教室に帰ってきたときのことなんだ」
⇒「ことなんだけど」と読んだ。ただし、声優さんの読みの方が良いかな
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★泰人が庭園部に行かない宣言のシーン
琴音「ただし、ここに戻りたいってのは無し。君も男なんだからケジメつけなさい」
里穂「あちゃ~泰人がいなくなるのか……ちょっと悲しい」
日菜乃「私……私は……ううん、これは、この気持ちは……」
⇒★三者三様の言い回しがよく表現されています。日菜乃の言葉が、ちょっとグッと来るかな
★初エッチ後の膝枕での会話
ト書き:目が覚めると、頭上で葵が笑っている。頭の下は柔らかいものが敷かれていて、膝枕をしてもらってる状況なのだと理解する。
葵「あっ、起きたんだね。すっごいぐっすり寝てたから、寝顔をずっと見てたんだ」
泰人「俺の寝顔をみてるなんて、面白みないだろ」
葵「そんなことないよ? 泰人君の顔って整ってるし、それでいて可愛い感じで」
葵「でも、やっぱ見てて落ち着くのがいい」
ト書き:葵は俺の頭を撫でながら、そっとつぶやく。
葵「この人に愛してもらったんだなぁって思うと、幸せな気持ちになれるし、私もずっと支えてあげたいなって思うの」
葵「少年のように無邪気、男の人のように頼りがいがある。えへへ、なんかそんな感じ」
泰人「そうか、まぁ、葵が嬉しいなら、それでいいかも」
葵「ふふっ、そういう泰人君だって笑ってるくせに」
泰人「だって、葵に頭撫でられると気持ちいいから」
葵「もぉ、赤ちゃんですか? ふふっ、甘えていいんですよ」
⇒★なに、この恋愛教科書みたいな会話。たまりません。
2018/01/05追記:ここ、もうちょっとエロ方向に振る作品だったら、「授乳手コキ」での赤ちゃんプレイシーンに移行となったでしょうね。私が監督だったら、絶対そうしました(笑)。
★だんだん葵が乙女に変貌
葵「私、恋をして変わったの。誰かのことを気にして生きてたけど、今はあまり気にならない。泰人君との時間が重要なの」
泰人「前の葵が聞いたら卒倒しそうな言葉だね。みんなの模範であろうと一生懸命だったのに」
葵「今も模範であろうとしているよ? それにみんなに迷惑をかけたくないとも思ってる」
葵「だから、恋をして変わったのは大切なものができたってこと、私は、泰人君との日々を大切にしていきたい」
誤字脱字
ト書き:お昼休み、せっかく人気が少ない場所を選んだのに、見るから見るうちに人だかりができてしまった。
⇒見る見るうちに ★「見るから見るうち」でも意味は通るけど、言葉としては変。なんか笑えるゾ!
★学校帰りにアダルトグッズショップへ行った帰りのシーン
葵「わざわざ服も着替えて行ったけど……その……」
⇒学生服着てるんですけれど、また着替え直したってこと? 普通、一度着替えたのなら、着替え直したりしないですよね。意味が分からないです。新たな私服バージョンを用意するのが面倒だったってことでしょうか?
★花弁口
葵の太ももをつかみ、持ち上げ、浮かせる。そのまま花弁口に亀頭を添え、ゆっくり力を緩める。
⇒「花弁口」と表現したエロゲー、初めてプレイしたかも
★中出しの了承会話
葵「あっぁっ、おちんちんぶるぶる震えてっ、イクの、イクのね? いいわっ、きてっ、私のおまんこに、中出ししてっ!」
泰人「で、でも、それは……? いいの、中で出しても? 俺は嬉しいけど……」
葵「いいからぁ! 泰人君は気にしなくていいのぉ! 私が、ほしいから! おまんこに中出ししてほしいからなのぉ!」
⇒よく、男が中出しの心配して、女が中出しOKみたいな会話があるのですが、このご都合主義丸出し設定を、どう捉えるかで、作品の評価が変わると思います。抜きゲーなのだから、ご都合主義OKとするのか、抜きゲーだからこそ、リアルであるべきだとするかで。
★教室での後背位シーン
絵がいい加減すぎだろう。目の後ろに髪が通ってるとか
顔の表情も、会話文と合ってないので、萎える
誤字脱字
ト書き:まさか園芸部に行って、股間蹴られて射精した、なんて言えるわけもないしな……。
⇒庭園部。 ★いつから園芸部に
ト書き:園芸部に行ったとき、霧ヶ峰先輩に言われたこと。つまり、噂に対してどうにもできない、というお手上げ状態が割と響いているからだ。
⇒庭園部。 再度……
誤字脱字?
葵「授業、なに考えてたの?」
⇒声優さんは「授業中」と読んだ。 声優さんの読みが正しいかな
★恋人って何?
葵「私も勘違いしてたんだね。恋人って、相手の気持ちを受け入れるだけだと思ってた」
葵「それって、依存だよね。健全じゃない」
葵「恋人って、対等な関係だから。受け入れるところは受け入れて、引くところは引く。周囲とも折り合いをつける」
葵「こうやって周りに認めてもらって、初めて私たち二人は一つになれるんだね」
⇒なるほど。正論
★失敗を繰り返して成功に繋げる
葵「料理も恋も、なにもかも一緒だよね。失敗を繰り返して、成功につなげていく。私ね、泰人君と一緒に過ごしてから、それを強く感じるんだ」
⇒格言?
★頭の悪い主人公は本能で動く
ト書き:言われっぱなしで悔しかった。それでもって、恋人が虐げられてるのが我慢ならなかった。
ト書き:動けと頭が言う。だから、俺は動く! 理性じゃない、本能で動く!
ト書き:難しいことは考えるな! 感じるんだ!
⇒どのルートの泰人も、基本的な考え方はこれ
★琴音の考え
琴音「一人は真面目で勤勉な学園生でした。まさに模範と呼ぶべき優等生。もう一人は、この学園にたった一人しかいない、男性です」
琴音「この男性……いや、男、どうしようもないぐらいヘタレで、馬鹿で、あほで。そりゃもう一緒に居たら、腹が立ってしかたがない奴です」
琴音「……ただ、そんな馬鹿が、ある時を境に頼りがいがあるように見えました。それが恋人を作ったときです」
琴音「恋は人を強く成長させます。それは真面目な学園生にも言えます。彼女は他人のことも自分ことも大切にするようになりました」
⇒まぁ、一種の成長物語ともいえるよね
琴音「恋は煩わしいものなのかもしれません。面倒なのかもしれません。それでも……」
琴音「相手のことを思いやれる気持ちが、美しくないなんて、あり得ないと、私は思います!」
⇒なるほど
★誤字脱字(是が非か)
生徒会長「静粛に! 静粛に! それでは、採決に移ります! みなさん、投票用紙に男子編入制度の是が非か、記入してください」
⇒「是が非か」と書いてあります。正しくは「是か非か」。恐らく、ライターさんは普段から間違った使い方をしているのでしょう。この場合、Yes or No を問うているのであって、「是が非でも」とは意味が違いますからね。
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●ハーレムルート
語ることが何もないルートでした。もっとも期待していたルートだったのに。求めているのは、エロシーンばかりじゃないってのが、どうして理解していただけないのか。本当に残念です。メーカーは、私が共通ルートの何が良かったと思うのかを、もっと考えていただきたいものです。
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以上