最後の隠しキャラシナリオで号泣
原画が魔探偵ロキの人で綺麗。
登場する動物たちの種類も豊富で、動物に関する豆知識も嬉しい。
あと、バリーがどのルートでもめちゃくちゃ喋るので、藤原啓治さんが好きな方は買い。
攻略キャラも多く(順番通りにやらないとルートが解放されない)、ミニゲームもちょこちょこあるので、フルコンプは結構大変でした。
バリーや最終ルートの隠しキャラに辿り着くまで、意外と長く感じました。
長大な作品に慣れてる人は、短いと思うかもしれませんが。
当方、泣きゲーと言われる作品でも大抵涙目程度で抑えてガマンするのですが、
最後の一星ルートでボロボロ泣いてしまいました。
パピーウォーカーを題材にしており、老犬となり引退した盲導犬との再会シーンや、
一星の家族の話では、ずっと涙が流れっぱなし。
CG三枚(差分抜き)で済ますのはもったいない良キャラでした。
バリー……ポンコツジゴロロボット。ぼかしてはいますが、唯一性行為中描写あり。
(シーツから二人の生足がはみ出ているCG付)
コックバリーの時の、実演販売のような藤原さんの演技も熱が入っていて素晴らしい。ヒロシの顔が過りますが。
千代丸……まさかの小学生。しかも依頼はペットのゴキ探し。
下水道で汚水まみれになり、何百匹ものゴキをスリッパで叩き潰し、
しまいには素手でゴキを掴んで救出したりと、
主人公は可愛いルックスからは想像できないくらいガッツがある。
ギャルゲーの男主人公でもなかなかここまでできないと思う。
グッドエンドの条件(ミニゲームでリトライなし10000点以上)シビアじゃないですか。
ソーセージ店長……オウムのさちことの口喧嘩が笑える。さちこにも声が欲しかった。
時間差でガラス越しにキスし合うシーンは微笑ましい。
リロイルート……典型的ツンデレキャラ。やむを得ない事情とはいえ、拾った動物を闇オークションに出品するのはなんだかなあ。。
守谷さん……ぼんやり系保父さん。園児たちの名前がまんまス〇ップ。
一個3000円のシュークリーム買うなら、コックバリーに作ってもらえばよかったんじゃ。
健君……親友の弟。メガネ君。でも意外に俺様系で積極的なので、年下感はない。ミニパンダが可愛すぎた。
健君のスケッチが全種類はCG回想に登録されないのは残念。
鞍浜さん……元SPで「あぶない刑事」のような風貌。でもチワワのミューちゃんにはデレデレ。
乙女ゲームだと守られる主人公が多いですが、鞍浜さんは自分の身は自分で守るよう、主人公に強さを身につけるよう促す展開は新鮮でした。
一星ルートで感動したので、高めの点数です。