良リメイク
リマスター版購入を機にモダンモードでプレイ。
難易度がハード以降になると、罠の数もえげつないので、今回のリメイクで追加された
アイテムや罠、敵の強制表示システムや経験値二倍
戦闘中以外はいつでもセーブできるモダンモードは非常に助かりました。
分岐等はなく同時攻略できないので、全ヒロイン攻略には最低でも4周必要で、期間は4月から11月と長いため、そこそこ根気が必要。
モダンモードがあったからダレずにコンプできた。
男性陣等のサブも含めみんなキャラが濃く
とにかく生き生きとしていて魅力的。
天文部の仲間達が大好きになりました。
特にリマスター版のいずみ先輩の声が素敵過ぎる。
そして当時のエロゲーマーの感想が聞きた過ぎる。
真言美以外のヒロインは過去に重いものを背負っています。
鏡花は「過去の一定期間の記憶がない」という設定に少し嫌な予感はしていましたが。
ゲームが進んでいくうちに空白の数年間の記憶が蘇り、物語終盤で衝撃の事実発覚。
姉の婚約者を寝取ろうと姉のフリをしてソウジに迫り、既に処女を捧げてしまっている様子。
春から特訓やら狭間ダンジョンやら毎週チマチマパラメータ上げや戦闘やアイテム集めを頑張り
半年以上かけてゆっくりと相思相愛になり、やっとたどり着いたエッチシーンで鏡花がわざわざ
「初めて」と自己申告し、お互い初めて同士だと認識した上で幸せな気持ちで結ばれた後に
しかもエンディングの直前に、どんでん返し的にそんな事実が発覚するって
当時のエロゲーマーはめちゃくちゃショック受けたんじゃないだろうか。
個人的には普通に下級生2のヒロインより衝撃でした。
どちらにも取れそうで、過去にはファンの間で論争があったようですが
ソウジ側は「消えない罪の意識」とまで表現し、記憶を消したいずみも
「彼女にどんな過去があっても受け止められる?」と主人公に念押ししてるから多分未遂ではない。
初シーンであえての「痛かったら言えよ」からの、痛がらず「すんなり入った」という描写を入れるあたり非の可能性が高そう。
EDでも姉妹がソウジを想って抱き合って涙するシーンで終幕し、主人公が空気。
なんともいえないモヤモヤ感が残りました。
キララは魅力的なサブヒロインでしたが、まさかのしょうがくせ。。
しかも、同級生ショタに扮した敵キャラに催眠で初を奪われてしまう展開あり。
さすがにエロシーンは入れられなかったようですが。
鏡花の件といい、煮詰めればNTRゲーにもなった気がする。
アリスソフトが大阪にあるためか、キャラに大阪の地名を使ってたり、USJやら大阪の地域ネタがよく出できます。
USJはちょうど原作発売頃オープンしたようで懐かしくなりました。
気になった点は、全体攻撃できるキャラが少ないのと、主人公が戦闘時に特殊技を使えないため、
単体物理攻撃メインで戦うしかなく、一番使えないキャラだったのが残念。
好青年なんですが、他のキャラ達が濃いせいか、完全に空気でした。
真言美を最後にプレイしましたが、締めが一番綺麗なエンディングだった気がする。
初デートで真言美と観るヒーローショーも臨場感があってクスッと笑えました。
今作のリメイクで、遊びやすいシステムに改善して下さった事に感謝。
ぱすちゃ等、過去のアリスソフトの作品を今後どんどんリメイクして欲しいです。