ヒロインより男友達(龍也)が光ったゲーム
個別EDのあるヒロインはサブ含めて12人と多く、その上共通シーンが長すぎる。
もし既読スキップ機能がついていなければ投げてた。
と言っても、既読部分も大体未読扱いされ頻繁に止まりますが。
主人公は肩に後遺症があるにも関わらず、剣道も喧嘩も強く(覚醒前でも)、
ぶっきらぼうに見えてピンポイントでヒロインに優しいので、そりゃモテるだろうなと。
キレるとすぐ殴ったり学校の備品や窓ガラスを破壊するところを除けば。
照をイジメていた女子をとっちめた時はスカッとした。
ご丁寧に龍也との友情ENDもあります。エロや恋愛展開はないですが。照ルートでも大活躍。
姫乃と仲良くしてると、「お前の相手は俺だけだ、そんな女と遊んでるなら俺と戦え」と出張ってきたり、他のヒロインがBL展開を期待してるのは笑いました。
年上組が非常に良かった。
紗苗さんや巴さん等、美人でクールだけど温かい包容力があり、お茶目で芯が強く、照ルートをやるまでは最萌えでした。
神楽は自分ともまだ恋愛関係になっていないのに、主人公とキスしたサブヒロインを殴ったり水ぶっかけたりするのはやり過ぎ。
あと光のバッドエンド(ラグビー部関連の方)が意外にエグぐかった。
凌辱シーンに限らずその後の展開含め、声なしでも凄惨でした。
大抵のヒロイン達に魅力を感じていましたが、最後にやった照ルートで、印象が大きく変わってしまいました。
照や愁が妖だと分かった途端、仲間達の掌返しが酷かった。
光でさえ敵側に回り、嫉妬の感情が含まれているからか、「いっけえー」と照へ生太刀を飛ばしたのは幻滅した。
対照的に龍也への好感度がうなぎのぼりでした。
照を選んで他のヒロイン達と対立する展開がTrue扱いなんですね。
それにしても、逃亡中に呑気に温泉へ行って一日潰し、逃亡するタイミングを逃したのは詰めが甘い。
更には、過去世の記憶を引き継いでいるのに、過去世で神人達に追い詰められた山小屋にわざわざ自分から出向いて、上手く身を隠したつもりの愁にがっかり。
(神人にも共通の記憶があるので居場所はバレバレ)
結果、過去世と同じように神人達に取り囲まれてしまったわけで。
他のヒロイン達は自分のルートだと神人の使命より普通の人の幸せを求めるのに、照ルートに入った途端
神の記憶や使命を最優先し、執拗に照や愁を追い回して狩ろうと躍起になるので苦手になりました。
大鉄さんのその後が心配になった。
あと、照ルートで回収されるのではと期待していた伏線の回収も無かった。
神語の書は一体何だったのかも分からずじまいで、愁の両親は行方不明のままで投げっぱなし。
もし両親が神人達に狩られていたら、神語の書に記されるはずですし。
DVD版リメイクの話もあったようですが、今となっては望み薄ですね。
声付きでシステムを改善し、追加シナリオのリメイク版が出れば買いますが。
硬派な伝奇ゲー、凌辱ゲーのイメージがありますが、
〇MRのタカノリがゲイで妻のヨウミ(ユミ)はレズビアンで偽装夫婦だったとか、
俳優メガプリオの映画「ザ ビーチ(ク)」等、きわどい芸能ギャグネタもあります。
あとさりげに、「アルバムの中の微笑み」のメイド、霞ちゃんがカメオ出演しています。