なかなかにヘビー
電波系OPムービーを見てから実際にプレイしてみると、シナリオの鬱展開に衝撃を受けます。
蝉時雨のSEや夕暮れ時に響くヒグラシの鳴き声は情緒がありましたが、
ヒロイン達が全員黒い長袖の制服に黒のロングブーツ(+ベレー帽)だったり、
スウはフリルたっぷりのびらびらしたロングドレス着用なので、夏ゲー感が薄れてしまっているのが残念。
主要キャラは一見能天気に見えて、皆抱えているものはかなり重い。
ヒロイン達や主人公の母親が揃いも揃って毒親で、胸糞悪くなります。
スウが以前仕えていたご主人様(女の子)にも救いが欲しかった。
エロシーンは全ヒロインに乳首責め描写があり、それがやたら粘着質で、乳に対する異様なほどの執着心というかエネルギーを感じました。
正直「何カップ? バストいくつ?」と毎回しつこく聞きながらエッチする主人公に引いた。
調べたらライターは他で巨乳モノシリーズの抜きゲー書いてる人でした。
序盤の日常シーンやよしみのドジネタでダレそうになりますが、
ループを繰り返していくにつれ、世界が少しずつ壊れていく怖さがよく表現されていたと思います。
あとスウの健気さや可愛さがこのゲームの魅力。