菜月シナリオがメイン
おまけ扱いの菜月シナリオこそが、この作品の肝だと思いました。
むしろ、脳味噌が下半身状態で、ほぼヒロインに守られてばかりの本編主人公イラネ。
菜月シナリオは、本編ではあまり感じ取れなかった氷野先生の人間味のある部分、
そしてこの作品のテーマであるクローンという存在に関して比較的深く掘り下げています。
短いながらも、莉桜と菜月の絆には心打たれました。
この二人のエロシーンはないですが(傷口を舐めたりキスシーンはあります)、ちゃんと繋がりは感じたので、百合好きな人も楽しめそうです。