号泣
泣けます、本気で泣けます。発売前に思っていた以上によく練り込まれた作品でした。
「生きたい」という気持ち「死なないで!」という気持ちが本当によく伝わってきます。
途中で各登場人物ごとからみた視点に切り替わるのが演出として成功していると思います。
※そこそこ長いので耐えれない人もいるかもしれませんが。
システム的にアップデートしないと重すぎて挫折するかもしれませんので要アップデートです。
泣き要素全開ですので、そういうのがイヤな方パスしたほうがいいかも。
■全員のエンディングを見れたので追記と共に評価修正 95→98■
さて、ここよりネタバレありです。
全員エンディングを見て思った事をいくつか。
素晴らしい作品でした。
こういった感想を書き込み出来る場所にゲームの感想を書いてみたい。
他の方々と気持ちを共有したい、と思ったゲームは初めてです。
※この書き込みをするためにIDをとりました。
たかが、ゲーム。されど、ゲームでした。
私の思った推奨のお話順と各ルートの雑感を
美那 > 紗希 > 詩 > ひかり > 遥海 でした。
ひかりと遥海は甲乙が付けがたくひかりルートは主人公の死への恐怖、絶望が
よく伝わってくるシナリオでまさに真ルートと呼べる物だったと思います。
対する遥海のシナリオは、はじめの友人・家族達への感謝の気持ち、遥海へ言った
一つの願い(あまりにネタばれになっちゃうので願いについては書きません)
から想われる強い想いが素晴らしい演出が心から素晴らしかった。
美那ルートは唯一、他のルートと趣が違っていたのが残念でした。
紗希ルートははじめの物語というより紗希の成長の物語なのが少し残念。
詩ルートも一番最後の演出は素晴らしかったと想いますが少し不完全燃焼気味だったかな、と
総じて最後の2名以外はヒロインの成長が主におかれており、はじめの気持ちの部分の
表現が少し希薄で残念でした。
とは、いえ全体的に非常に丁寧に作り込まれたこのタペストリーと言うこの作品は
今年のナンバーワンになれるソフトでは無いでしょうか。
私はこの作品に触れることが出来、本当に良かったと想います。