いろいろ惜しい
シナリオの大筋からすれば、ほとんどのルートはどうでもいい話。
戦闘多いわりに変化に乏しく、序盤の戦闘で自分には合わないと思った人は最後までダメそう。
世界観はこのライターらしいのんびりどっぷり浸かりたいタイプ。
でも、ルーティンワークのごとく、日々戦闘をこなすため浸からせてくれない。
いわゆる「よく分からない敵」との戦闘で引っ張りすぎ。
主人公がやたらため息をつくのとすぐにテンパっちゃうのを除けば悪いところはそうない。
でも褒めるところもそうない。
ヒロインはちょろい系多し。え、何でもう惚れられちゃってるの!?って感じ。
好みもあるだろうが、ねこにゃんで戦闘は合ってない。文章では肉が飛び散ったり血が噴き出したりしてるのに、CGは踊ってるようにしか見えないし。
コンチェルトやシンセミアは「終わったー」感があったけど、今回は「ん、ああ終わりか」という感じで特に余韻などもなく、気に入ったヒロインがいなければだんだん苦痛になる可能性は否定できない。