3年前の9月、この八月作品の発売日を忘れはしない……。
伝えたい事、
書きたい事がある時ほど、
上手く表現が出来ないことがあるわけで、
この作品が自分にとっては、まさに、その作品。
短所を挙げれば、
終始ヌルくて、突飛なSF話し、
というのも、あながち的外れではない、確かに。
しかしそれすらも、言い換えれば、
暖かみのある物語で綴られた、
意外性十分なサイエンスフィクション。
………言い換えても、
中身はやっぱり、同じですね。
さて、本題。
システムがどうとか、
音楽がどうのこうのとか、
シナリオやテキスト、
そして、ヒロインのことを褒めちぎっても、
何か違うような気が………。
一言で言うなれば、
無理だと判っていても、
時計の針を3年前の八月作品発売日、
今日この日に、
戻したい、ということ。
ゲームのプレイヤーである自身、ユーザーも、
当然、現実の時間の流れに身を任せているわけで、
けっして短くはない3年間を過ごしているわけで、
本作品、3年前の発売日というのは、
言い尽くせない書き綴れない『何か』嬉しかった日、
同時に、
……結果的に、『何か』一つの時代の終わりの日……。
現実の八月作品発売日の今日この日に、
3年前の本作品のOPを何度も何度も、
眺めて、
やはり、この作品が、本当に好きだったと。
色褪せてしまったセピア色のような作品かもしれないが、
自身の中では、今もなお、……最高傑作。
………感想に、
最後まで目を通して頂き、
ありがとうございました。