（またか…）の連続
作品ジャンルに変身ヒロイン孕ませ悪堕ちADVとあるように作品紹介にも孕ませ要素を押し出していた部分はあったしサブタイトルからして異種姦の割合が多くなるのは（個人的には嬉しくないが）分かる
…が変にジャンルを絞ったためか行為シーンが一辺倒にすぎる。怪人に犯される→孕む→行為中に出産、の展開も頻発すると特別感も何もない。蜘蛛怪人や馬怪人や魚怪人…と怪人のバリエーション増やすならシチュエーションに捻りが欲しいところ。
回想シーン数は一見それなりに多く見えるが各シーン中に大きな体位の変化などはなく、魔物相手のプレイが多いのもあって全体的に行為シーンはパワー系な攻めや催淫効果中心で単調。技術的にじわじわ快楽に堕とすといった要素は薄い。
特に人間相手の際には更に淡白で本作の大きな不満点
例）
・セクハラマッサージで絶頂させておいて本番は匂わせのみで描写なし
・敵「人間に輪姦させよう」→人間「ふぅ…スッキリしたｗ」謎の描写省略
極めつけは Triangleお得意の各店舗予約特典のミニシナリオ。惹かれるものがありいくつか購入したが現状全てガッカリな出来
ファミーズ特典（脅迫され体育倉庫で…）→フェラのみ
トレーダー特典（電車内痴漢）→愛撫のみ
メロンブックス特典（射精させないと出られない空間）→スマタのみ
全て本番描写はなし。匂わせる引きで終了する不完全燃焼感の連続、店舗特典商法でこのハズレ率は失望しかない。
匂わせ、焦らし、ユーザーの想像力を掻き立てる、といった手法はまず基本が出来ていてこそであり、そこにはライターへの信頼性も求められる。本編・特典通してこれからという場面で悉くぶつ切りにされれば溢れるのは性欲ではなくフラストレーションである
或いは今作はあくまで魔物との交配・出産を主に描いています！というメーカー側の拘りかもしれないが、それなら逆に対人での行為シーンが本編にも特典にもとあちこちに取っ散らかり過ぎている（しかも描写は中途半端）
繰り返される魔物出産シーン、ひたすら抜きどころを外してくる対人シーン、プレイ中何度も（またか…）と思わされた。
魔法戦士シリーズを中心にTriangle作品を長く支持してきたし中には今作より抜けない作品も少ないながらもありはした…がイライラさせれたのは今作が唯一である。
魔法戦士シリーズも完結し次いで出されたのがこれでは悲しいかなTriangleに期待できる部分は正直見いだせないところ
演技等は良かったので異種姦要素が刺さる人によっては評価が大きく変わるのかも知れないが…