自分がやった中でエロゲーとしての完成度が最も高い作品だった。
前半はエロ＋コメディで後半はシリアスという王道展開。
あまりの落差に怯む人もいるだろうが、それもある意味では成功している証明か。
人物絵も安定しており、音楽などと絡んで盛り上げてくれる。
多少重めではあるが演出も含めてシステムも良い感じ。
カードゲームは頻度、難易度共に丁度良い具合。強げな敵はきっちり強いのも良い。
回数こそ少なめだが妙に頑張っているエロも好印象。
主人公は正義の味方馬鹿。
頭が足りていないわけではないので、明るい奴が嫌いという訳でもなければ問題ないかと。
他のキャラも魅力的、キャラ分けのできているヒロインやいぶし銀なサブなど多彩。
欠点は、(必要とは思えないが)重い展開を好まない方への配慮がないこと。
あとはカレンや林檎の扱いがやや悪い事ぐらいか?
好きですね。ものすごい好きな作品です。
ところで一恋が攻略できないことを悩んでる方はドリームキャストを買うと幸せになれるかもしれません。