ゆずソフトの1つの完成系。これからプレイする人用に前半ネタバレ無し後半バレあり感想→
出来としては70~80点の内容だとは思うが、ゆず作品ドラクリしかやってない自分としては予想をはるかに上回る出来だった為、加点5に。体験版時に気になってたエロもさほど気にならなかったです。
ちなみに全員のエロシーンは、合計でヒロインの自慰合わせて20はあります。こぶむり絵で抜ける人には満足でしょう。自分も満足でした。しかも全員にフェラ搭載で、めぐるはしゃぶらないシーンが1回しかありません。しかもそのシーンはこの作品唯一のアナル。このエロシーン配分は個人的に素晴らしい編集です。
シナリオはいつものゆずでイチャイチャ満載です。基本バカップルなので、ゆず作品やったことがなく、バカップルが嫌いな方、ゆずのイチャイチャ自体ダメな方は避けた方がいいです。
長さはほぼフルオート(ボイスカットせず他は読んだら飛ばし)でプレイして共通5.5時間、寧々7時間、めぐる6時間、紬6時間、憧子6時間、和奏4時間、after合計2.5時間くらい。
シナリオ量自体は20時間で読み終わる量でしたが、アニメのように変わる立ち絵を楽しもうと、ボイスをカットせず進めたら結構かかってしまいました。
攻略は寧々以外は好みの順で進めてしまって構わないです。寧々は他のキャラより少し長く、製作側も1番気合を入れて作ったと思うので初めの方にやると少しだれるかもしれません。出来ればラストに。とはいえ、寧々√次第でこの作品の評価が分かれると思うのであくまで参考に。主人公自身の秘密が一気に解かれるのは憧子√なので、中盤辺りまでに憧子を攻略しておいた方が後半理解しやすくなると思います。
自分は、憧子、紬、和奏、めぐる、寧々、←の順でafterの順番で攻略しました。和奏はサブなのでこれまで同様、誰か1人攻略してから攻略出来るようになります。ちなみに和奏√は二コラ√の1.7~2.0倍くらい長くなってます。
↓以下バレあり感想
憧子
キャラ紹介から漂う腹黒お姉さん...甘ったるい声での誘惑は最高でした。
シナリオ面では、魔女じゃないから寧々と紬のことを伏せつつ行動してたらバレたヤキモチやかれた誤解といたイチャイチャのパターンを予想してたら、まさかの元アルプが発覚、しかも主人公の母と契約していたのには驚いた。精神を閉じこもらせた憧子を引っ張りだすシーンは、ゆずの主人公にしては珍しく男らしさを感じて良かったです。少し不器用でしたがw
ちなみに現実には戸隠山という山がありますが、その由来が、「天照大御神が、高天ヶ原の天の岩戸に隠れたとき、天手力雄命が、その岩戸をここまで投げ飛ばし、世に光を取り戻した。」らしいのですが、この話からそのシーンを作ったとなるとライターさん博識ですね。素晴らしいです。
「ようがす」は薩摩弁で「いいです」の意味だそうです。江戸落語にも使われてますね。
余談ですが、声優さんがな〇はviv〇dのメインの声優さんにそっk...ゲフンゲフンでしたが、もうエロに出なくてもいいのでは?と思いました。喘ぎもちゅぱ音も、無理してやってる感があって残念ながらあまり興奮しなかったです。
紬
今回のママ枠。幼児退行してしまったプレイヤーは数知れず。
個人的には紬√というより、アカギの成長物語だった気がしなくもないです。でもその過程の書き方は良かったと思います。後半はちょっと尺足らず感はありましたが、ブツ切れというほどではなかったので問題ないかと。紬の胸に埋もれながら寝たいですね是非。
黒咲そらさんの声は初めて聞きましたが、普段とママモードの演技分け凄いと思いました。あれだけの演技力があるのに出演作少なくて勿体ないと思います。今後の活躍に期待です。
和奏
唯一魔女関連無しで普通にイチャイチャして終わったので、丁度間に挟んでよかったかもしれません。欲を言うと、ライブ途中のムービーもフルアニメだったら、この作品90点にしても良かったかもです。そんなお金が無いから静止画ムービーだったと思いますが。
小鳥居夕花のエロ演技は、サンプルで1年ぶりに聞いて以来ですが、上達してると思います。まだまだこれからだと思うので頑張って欲しいです。
めぐる
彼女の「センパイセンパイ」の声が脳内に響く今日この頃...
終始イチャイチャしましたね。バカップル万歳!めぐる自体完全な一般人なのでそこまで魔女関係絡めず進みましたが、コミ障というか奥手同士の恋愛らしさは出せてたと思う。アカギが紬√より落ち着いてて違和感感じそうだったけど、自分の魔女思いのアルプなんだと納得しました。めぐるが一番やきもち焼いてくれた気がする。欲を言えば、病まないまでも、もう少し主人公に依存して欲しかったです。自分がやった作品で例えると、まじこいの京と今回のめぐるを足して2で割ったくらいが自分は好みです。
とはいえ、脳内で「センパイセンパイ」と幻聴が聞こえたり日常会話で「ちゃろー」と言いそうになったりと、バッチリ洗脳されたので問題無いはずです。多分。
遥そらさんは出る度にエロ演技があがってると思います。結婚したからかな(すっとぼけ)。特にま~まれいどのPRIMAL×HEARTSやfengの彼女のセイイキ終えた辺りから素晴らしいです。ポストおぐおぐの日も近そうです。
寧々
おうちかえるぅは反則。あれで落ちない男は精神科へどうぞ。
保住圭のシナリオ力が光ってました。時間跳躍ものは久々でしたが、基本は未来を変えようとするのに対し、寧々は必死に変えないようにするところが切なかったです。しんみりして再会して感動しイチャイチャし、寧々のわだかまりも解消しスッキリ終わらせたのは素晴らしいと思います。
桐谷華さんの声はサガのはつゆき以来に聞きましたが、彼女も成長度素晴らしいですね。出演数も伸びてますし、全盛期の夏野こおりさん並にはイケるのでは?
ちなみに”サノバウィッチ”というタイトルは”son of a witch”「魔女の息子」となり完全に主人公のことを表してるんですよね。そのまんまですけど良く思いついたなと感心しちゃいました。
ゆずソフトが自分に対し90点越えの作品を作るには、もう少しシナリオにインパクトを与えないとダメですね。とはいえ、一定期でこれだけニヤニヤ出来、特典も充実してる作品を作れるところも珍しいので、このまま現状維持で作品を作り続けて欲しいです。