期待値低めだったが蛇足が多く低めどおりの期待結果りだった
もう少し絞った一本道でよかったのだが、蛇足が多いせいでなんともぱっとしない作風だった。
加えて最近プレイしたバルドのせいか、また「俺実は特別な存在でした系」の主人公で興が冷めてしまった。
終始普通の一介の武人で良かった。
前半はまず学園パート。メインキャラ終結の場が必要だったのかはよく分からないが要らなかった。
ほとりに至っては武人業と学園生とアイドル?さすがに無理がある。
敵国の武器商人とヘラヘラ食事している?たぶんその辺制作陣は何も考えてない。紫乃の存在意義が不明。
義妹の立場のせいかゴードギアスを大きく連想させられたため自分的にイメージに大失敗の要素だった。
後半は過去に遡る系の要素が要らなかった。普通に武人と皇女を掘り下げてくれればよかったのだが、
写し身だとか前世の因果か何か系は使い古された感が否めず評価を大きく下げた。
このあたりから悪い予感が出てきて見事的中したが当然共和国との戦争関連がないがしろになってきてご都合的にまとめられた点もマイナス。
ユースティアと違い主要キャラは皆生存であくまでハッピーエンドのご都合主義だが、戦争をテーマにしており、序盤でもこればで多くの仲間が犠牲に~くんだりでのイメージからエンディングがかけ離れているため展開が苦しすぎる。皇姫の存在をほとんどの連中から隠し続けてきたのにEDでは急に代替わりでアカリが無理やり皇帝へ。普通誰だよお前って反応になる。これらもマイナス。
ユースティアは挑戦のテーマが強く、制作陣のやりたいことを出し切った感が伝わってきたが、今作はユーザー意見を反映させようゴキゲン伺いしてしまったあまり、絶対に前作には及ばないという壁が初めからできてしまった。残念。
壮大な物語にするのと蛇足を増やすのをちょっと勘違いしたように思える。