丁寧に作られた血の通ったキャラゲー
主人公、和泉智宏はヒキコモリから抜け出したはいいものの友達ゼロの陰キャクラスカースト最底辺でひっそり生きてきた。
ある日、学園の生徒会長が失踪したとのことでくじ引きで生徒会長が選ばれることとなり、見事当選。
やらねーから!と憤るトモすけに教師であり従姉弟のミリさんが囁く。
「妹も生徒会に入れば出席に便宜を図ってもらえるよ」
妹は売れっ子声優で仕事に明け暮れ出席が怪しい。
愛する妹のために、トモすけは腹を括ることにしたのだ・・・。
・和泉智宏
小学時代に子役で活躍していた妹を紹介しろとしつこくされた時にキレてクラスで孤立し不登校に。
同時期に両親を事故で亡くし、可愛げのない自分と子役で大活躍で利発な妹を比較されぞんざいに扱われ尊厳も傷つきやる気をなくす。
どうも中学時代も不登校だった雰囲気。
高校では再起し登校しているが協調性がなく集団に馴染めず、絶賛友達ゼロで陰キャ中。
主人公としての物語は、妹のヒモ状態からの脱出や生徒会という集団に馴染むという成長だけど、ま〜薄味よな。
同調圧力とか、トモすけが嫌がっている集団の悪弊が生徒会でも発生して、しかし逃げるのではなく受け止めて何かしらに昇華するようなシナリオがあれば良かったとは思うがまぁいいや!
陰キャ陰キャ言うけど見てくれはさほどマズくない模様。お前は仲間じゃねぇ。
・和泉妃愛
実妹。子役の頃から売れていたようだ。
両親の事故死で唯一の肉親たる兄にすがるようになった上に兄と引き離そうとする親戚群をきっかけに人間不信をこじらせ、唯一信じられる兄と生涯添い遂げるべく兄を自分だけに依存させようとあらゆる世話を焼いている。
一方ずっと部屋で引きこもってゲームしかしない無気力状態で良いわけがないとも思っていて、相反する想いに悩みつつも甘やかし継続中。
メンがヘラってる傾向があり、兄が特に生徒会に所属して人との交流が増えてから不安になって都度愛情確認してしまう。
禁忌の扉を開けるつもりはなかったが、「母に似てきた」と言われた際に倫理を踏み外しかけ、一生養ってくれと(トモすけの本心は言葉通りではないと思う)言われた際に本気になる。
このイベント、事前が温泉でお兄を巡る恋バナで脈ありそうな奴が何人もいて、妃愛的に相当悲観的になってたと思う。
旅先の非日常空間で隣に従姉妹もいるけど兄と同室で寝て、悲観的寂しさからしがみついちゃったんだと思う。愛しい。
妃愛は今後の人生においても誰も信じることなく生きていく確信を抱いているけど、それをお兄に言うのは妃愛的に大失態なはず。それがポロッと出てしまう混沌状態にあったのだ、あの時の妃愛は。ついでにこの時性的アクシデントでお兄のおにんにん()がデカくなっていることを知ってしまったので、自分が女性として受け入れられる可能性を感じてもいたんだと思う。
物語の分岐(ゲームとしてではなく)はどこにあったかを考えるのが好きなのだけど、妃愛は裏垢バレで物語が進む。
これは必然(ルートに関係なく発生するイベント)では?と当初思ったが、妃愛のスイッチが入ることで裏垢が暴走していき、更新が増えるとそれを受け止めるゆっこちゃんも裏垢にアクセスする機会が増えるつまり事故の可能性が増え結果的に鍵外れちゃったとなったと考えられなくもない。
しかしフォロー1の鍵垢が数時間鍵外れたところでどうして見つかるのか説得力には欠ける。
やはりゆっこちゃんが意図を持って流したとする方が納得感あるのだけど僕はゆっこちゃん信じてるので、ゆっこちゃんの裏垢存在はディープな世界では知られていたと言うことにしよう。
妃愛熱愛発覚!?で崩れ落ちるトモすけめちゃくちゃ好きw
だんまり作戦って効果あんの?って素朴に思ったけど、AV出演疑惑で退所した某声優さんはだんまりでしたね。
事故なわけだけど、これにより妃愛単独では絶対明かさなかったであろう想いが伝わりしかもお兄が受け止め切っちゃったから、妃愛的には逆境からの特大チャンス到来だったろうね。
これまではお兄の倫理観はさすがに分からなかっただろうから、どうもOKらしいぞ?と察して俄然ヤル気に。
扉開けオナニーも絶対わざとだよあの女。策士やで。
妃愛バースデーお渡し会は嫌な予感がプンプンしてた。
ナニカ起きたらしい時のあの不穏な感じ、いいよねぇ。
ひよりんは卵大丈夫になったのかな。。。
トラウマ多き人生に更なる追加はヤメテクレー
帰宅後の妃愛の平常を取り繕いつつ、卵に尋常ではない怯えを見せるズタボロさに泣ける。
主人公らしく強く「強がるな!」って諭すの好きだけど、トモすけらしい弱腰から入るのもいとをかし。
じゃんけんはメタ的にはトモすけが絶対チョキしか出さないとかじゃないと無理あるやろって思うんだけど、どうも妃愛は対外でもじゃんけん強いらしい。
とんでもなく相手を察する能力に優れていて「これを出そう」っていう気配を感じ取れるのだろう。そんな気配あんのかよ。
ましてや知り尽くしている上に分かりやすいお兄。負けるはずがないみたいな。
「卵ぶつけられちゃったよぉ」はほんと最高のシーン。全俺が泣きながらスタンディングオベーションした。
柳さんも迫真の演技だったね。ぬきたしよりもハミクリを代表作にされるといい。
特に対お兄には自分を二の次にする妃愛が自分のことで泣くところに妙味があるのだけど、自分自身も悲しいし怖かったしなのだが、こんな惨めな姿を兄に見られたことにも泣いているんだよね。人は人を想って泣く。
悲しいシーンであるからそんな何度も見たくはないのだけどあまりにも秀逸なので何度も見たい。
ネタバレ配信で妃愛のことは絶対泣かすと決めていたと言う。お見事でした。
なお兄妹間恋愛の葛藤は妃愛はとても苦悩していたけどトモすけはガバガバだったのでさして見るところはなかった模様。
倫理観はないけど、性的な目で見る兄がいることで家すら妹にとって安らげる場所じゃなくなることにはしっかり懸念していて、ちゃんと妃愛ファーストであることは推せる。
どうにも妃愛は加点思考ではなく減点思考のご様子で、どれだけ兄の役に立っても、兄に迷惑をかけることは気にしていて、異常に忌避を持っているようだ。
クリティカルヒットがシンポジウムのドタキャン。さらに野球部応援にも参加出来ず、副会長として期待以下の活躍しか出来ていないことに気を病んでいて、出来れば副会長として活躍して自分的にも真に役に立ちたいようだ。
これはそのままを詩桜先輩には話していないと思う。
だがあのハイスペック人格障害者は作家業の成せる技か、人をよく知る能力に長けているようで脚本作りのインタビューを通じて妃愛の根底に流れるものを察しての「例えひよりんから豚を見る目で見られようとも、私は彼女の兄が許せなかったんだ。なぁ和泉君」だったんだと思う。
妃愛が口止めしてくることも察して止めに入れない位置に移動していたしね。この人クズだけどカッコいいよね。ひよりんの項で語ることじゃないけど、クズ寄りの詩桜先輩とすぐキレる華乃の存在がただ可愛いだけのゲームではなくしているよね。
お兄と両想いになり晴れて未来が約束された妃愛だけど、今後も事あるごとに不安になって泣いて暴走してを繰り返すんだろうなぁ。
自分はさておき、お兄にはまっとうな幸せを掴んで欲しいとも思っているようだし。
げっちゅ屋特典ドラマCDのような身を引こうとすることが度々起こるでしょう。
ハミクリ続編制作発表があったけど、まぁ多分FDだけど、本当に続編なら妃愛ルート後の大学生編が見たいね。
どんどん真人間に成長していくお兄。すり寄る大学の女たち。トモすけがフリーだと信じているので諦めていないあすみと華乃。そしてミリさんバレ。面白そうじゃん。
妃愛ルートでは生徒会も継続という集団帰属を果たし、「和泉先輩を支えたい」という後輩が出現するなどトモすけの成長も伺えるのが良かったですね。
・常盤華乃
同級生。陰キャ。原画家。
エロ購入を咎められる描写があるのにエロ原画やってるとか意味通らないので、ハミクリ世界は元服制でもうエロ買うのも作るのもOKですよってことにしておいて欲しかった。
ハミクリピンクの名をほしいままにしているけど、華乃の面白いところはとても好戦的なところにもあると思う。
シンポジウムは私の好きなイベントの一つで、黙ってりゃいいのに黙ったまま終えて欲しくないオーラを発する華乃やあすみのために身体を張るトモすけがとても主人公していると思っているんだけど、これも華乃の好戦的な性格が一因ではあるよね。
シンポジウムから始まり、時にはガラの悪い先輩から守ってくれたり、自分の絵が大好きな人で、思えば趣味も共通しているし即売会の売り子トラブル時も即決で来てくれたり、という積み重ねで好意を持った感じ。
厄介オタとブヒフェー!とか盛り上がってるのはアレでいてポイント高いよな。
これは全部共通ルートなので華乃は誰のルートへ行ってもトモすけのことが好きだったと思う。その決定打がコミまどになっただけで。
話の分岐はコミまど。修正ミスは不変イベントでどのルートでも発生し、ルート外では大半が配布出来ない羽目になったのだろう。
好感度足りないとそもそも連絡しない雰囲気。
かのちんのお部屋で徹夜作業からのエロ展開はめちゃくちゃエロかった。未遂で終わって俺の脱いだズボンどうしてくれると本気で怒った。
コミまど後は機を逸した男女のヤキモキ展開かと期待したが、案外かのちんがデレで会いに来た。
「そこまで言うならもう言ってもいい言葉があるんじゃない?」は禿同だ。
なのにトモすけが面倒なこと言うから面倒な展開に。気持ちは分からんでもないが。ここら辺劇的なイベントが必須だった妃愛との対比が面白い。
なのでかのちんは付き合いたいけど劇的なイベントがないと付き合わないと縛りを付けてしまったので「大丈夫?あんたと付き合える?」などという付き合いたいけどOKしない変な子に。
なお数日後ちゃんと告白するというまぁカッコイイっちゃカッコイイとこ見せてOK出た模様。
このシーンでも華乃のことが一番大事と明言したり、妃愛に対して妙に冷たいというか距離があるというか妹離れが突然進んだというか。
妃愛も妙に冷たいというか悲観的。
文化祭前日の徹夜お泊りで「これを最後に兄妹の距離を正しく図る」と言ったり、あすみとの繋がりを求めたりと兄離れを進めているように見える。
一般的にタダシイ人生として、もちろんトモすけは学業に励み友人を作り進学就職自立し恋愛して結婚して家庭を作って欲しいとミリさんはもちろん妃愛だって思っているように、妃愛も友人を作り正しく他人を愛し愛されいつの日か兄離れし結婚して家庭を築いて欲しいとミリさんはもちろんトモすけだって思っているんだ。
トモすけがニブチンな上に妃愛が鉄仮面なので根底に流れる問題に気付かれていないだけ。
お兄が恋人にお熱なので妃愛はイマイチ文化祭に対してやる気がない。
朗読会とライブペイントの採用で中立の立場を取ったトモすけに対し、妙に厳しい態度を取ったあすみちゃんは何だったのか。
本当は華乃を引き立てたいのに中立を装う先輩に苛立ったのかも?
この流れが気に入らんと言い切る詩桜先輩にも注目だ!ブレないなこの人。
文化祭の描写としても、朗読の形を借りて罪を告白した妃愛と専用歌まで用意されていたあすみと比べて、イマイチ弱い。
出来た絵も率直にフツーで、そりゃライブペイントで細部の書き込みがすごい絵なんか出せるわけがないのだけど、絵師のルートの佳境なのだから、100人展で出されるような美彩で豪華で絢爛な最高の一枚が出てきて欲しかった気持ちがある。
まぁかのちんはクラスでも受け入れられる感じになったし彼氏も出来て良かったね良かったねってとこなんじゃない?
いや、やたらかのちんに冷たいように見えるけど、これはどうにも妃愛に気持ちが行き過ぎたせいで、かのちんのことは普通に好きだしトモすけに一番お似合いまである。
おまけミニアフターでもあすみちゃんや詩桜先輩は妃愛の影が見えるけど、かのちんは妃愛のことが一切出てこないもんなぁ。
このルート、妃愛が恐れる寂しい老後を迎える恐れがありそうだもんなぁ。
あと大正義秋野花はあまりにも大正義だった。
可愛いキモオタとかいう面倒な役を完璧にキメていた。
・錦あすみ
後輩。ロリ。青髪。音楽系。
ビックリするくらい天使みたいな子。
ただの天使可愛い子と何が違うのだろう。
他の作品でそういう子を探すと、だいたい年下の無邪気で無知で天真爛漫な感じが思い浮かぶ。
あすみちゃんは無邪気というか邪気がないのだ。これは全然違う。
そして無知じゃない。天真爛漫でもない。
二次元的な記号に彩られているように見えて、その実すごく血の通った等身大の女の子なところが数多の天使との違いの秘密かもしれない。
いや、こんな子いるかよ!ってくらい非現実的天使なんだけどね。
華乃ルートだけど、トモすけをメンチカツ以下イジリするくだりであすみちゃんは「先輩はメンチカツ以下じゃないです」と天使ムーブをキメるけど、アレまんま同調圧力で、それに抵抗して見せた存在がいて、それでいて悪い空気にならなかった、トモすけにとっては二重の意味があったように思える。「この子にえっちなことさせないでください!」もサイコーだったなプフェヒー!
あすみちゃんも特にターニングポイントなしに好きになっちゃった系。
げっちゅ屋時空は正史じゃないと言うけど、あすみちゃんが告白しに来るのは普通にあり得そうだ。
温泉イベントとかルート固有イベントだと思ったよw
あの時のトモすけの体勢ってどうなってるんだ?
尻に敷かれ、伏せで、しかし呼吸可能で、岩場という死角があるらしい。分からん。
分岐点は誤BAN事件。
妃愛の事件さえ起こらなければトモすけに助けを求める模様。
BADですら来てたからな。ミリさんに潰されてしまったが。
華乃ルートでは記述がない。まぁ妃愛のバースデーみたいに書かれない起こっているイベントなんて幾つもあるだろうから、華乃が17時であすみちゃんは推定19時に連絡してくるので、華乃のために動き出しちゃったからあすみちゃんゴメンね!って。
あすみちゃんはほんと天使だけど、物語として見るところはあんまりないのよなぁ。
一歩踏み出すのはあすみからで、人前で歌うと克服するのもあすみだし、主人公あすみなのよね。
トモすけは精神的支えみたいな。
あすみちゃんは3ヒロインの中で唯一妃愛へのご挨拶がある。
ここでの「先輩とお付き合いするということは、つまりそういうことだから」と、妃愛とも共に生きていくと妃愛自身に言っているのが株爆上げである。
妃愛のテンションもめちゃ高いよね。
私を受け入れてくれる貴重な存在。絶対離すなよって。
だがそれでも従来の距離ではいられないと思うのか、エピローグでは夜ご飯の時間も仕事に行っていることが増えた様子。
カザバナムスメは正直、うーん……。イメージと違う。
googleのミク曲のような透明感とエモさがイメージなんだよ。あすみちゃんボカロPと言うし。
風花って風で舞う雪のことを言うんだって。
おまけミニアフターはどういう流れでコラボが実現したのかなー。
妃愛が事務所にやりたいってゴネたのかな。
でも事務所の格は妃愛の方が高そうだから、鳴門さんを説き伏せてぶいさいん側から打診させたのかも。
ほな雪景シキちゃんとならOKですよ、に説明が付く。
あすみちゃんは声も天使級に可愛いんだよね。別名義があるのがガチ新人なのか知らないけど、活躍して欲しい。
・鎌倉詩桜
先輩。前生徒会長。デキル系。
唯我独尊の人で自分の計画を狂わされるのが大嫌い。
生徒会長を放り投げたのは密約によるものだが、役員を全員辞めさせたのは素である。横暴。
描かれていないけど信奉者と同数くらいアンチがいそう。
しかし、あの生徒会を気にいるとは、おままごと生徒会に見えたが制作物とかは優秀だったのか?
ここらへん描写弱いよね。
役員として優秀かより、各分野で活躍する人材が揃っていることに魅力を感じてそう。
分岐点は夏休みの喫茶店。
一緒に行かなければバズることもなく一緒に働くこともなく、結果好意を抱くこともない。分かりやすい。
そのお礼として旅行に連れて行ってもらうけど、別にトモすけ関係なく旅行には行く模様。
詩桜先輩は何故トモすけを好きになったんだろう。
自発的な行動を評価しているけど、自発的な人間なんて別にごまんといる。
思うに、クズゴミ扱いからスタートした男が多少見所があることを知り、共に過ごすうちよりアクティブな行動力を見せて成長してくるので、不覚にもときめいてしまったってところではなかろうか。
トモすけに生徒会長をやらせるのは嫌がらせだったけど、ルート後も頑なに手を出さないのは密約の他にも頑張る姿を見たかったところもあるんじゃなかろうか。
トモすけの脚本をこき下ろすシーンはハミクリの中で5本指に入る名シーンと思う。
華乃がキレてトモすけが抱き付いて止めて、詩桜先輩が頭を下げる。CGにしてくれ〜〜〜名シーンこそCGにしてくれ〜〜〜。
「出てってください」はめっちゃ主人公だったよね。
詩桜先輩はそんな趣味じゃないんだけど、先輩ルートはトモすけが色々頑張るから話として面白い。
ついでに、トモすけが脚本を書くと言った時のひよりんがもう鬼のようにかわいかった。
華乃ルートと変化要素ないので事務所は難色を示していたはずだが、ヤル気の違いが結果を変える。
詩桜先輩のルートが面白かったのはここまでで、そうそう起こらない事故が必然性なくシナリオに入るのはあんまり好きくない。
妃愛の泣き声は最高だけどな!ガハハ!
あの女のせいだ許さん!って展開を期待したけどひよりんは分別の付く子でした。
妃愛はあすみちゃんのことが好きだけど、詩桜先輩のことは尊敬し認めてるよね。
なにぶん自分は兄を堕落させることしか出来なかったししなかったけど、詩桜先輩はトモすけのやる気を出させ発奮させ、スマホゲーにうつつを抜かしていた頃とはまるで別人のように導いてしまったのだから。
トモすけの表情も全然違うだろうさ。そりゃお姉はすごいになるわよ。
おまけに詩桜先輩は「彼女の抱えている事情も知った。私と彼女は良い関係を築けそうだ」と発言しておる。
おそらく妃愛の心の闇を理解し、ならば共に暮らそうという話なのだろう。
トレーダーの特典ドラマCDがそれ系の内容っぽいので聞きたい。
おまけミニアフターでは温泉に連れまわしているとある。てか快復とはいかないんだろうなぁ。
仕事の関係で一緒に行けず悔しがっていたということで、詩桜先輩のことだ、どこかで隙を見つけて3人で泊まりに行く計画を立て、3人混浴からも3Pとかやりそうじゃない?
あの人に常識は通じない。詩桜先輩なら妃愛の遠慮ムーブとかちゃちゃっと見抜いて強引に輪に入れそうだし、他ルートで一番幸せになれるのでは。
交通事故エンドはさすがに画竜点睛を欠くわけで、じゃあ何がご期待だったのかというと、詩桜先輩が目指す難関大に受かってみせるのがこのルートにおけるトモすけの物語のエンドに期待されていたものであろう。
せっかくトモすけが頑張って物語を紡いできたのに、最後が頑張れなくなったシーンなんてあんまりだ。
あと申し訳ないが声はやっぱルート入ってからもイマイチだったよ。無理しているんだろう。
一色ヒカルとか御苑生メイみたいなのが良かったと思うよ。
・和泉里
従姉弟。教師。後見人。元読モの陽キャ。
ミリさんと和泉家母のひばりさんは似ているらしい。
和泉父は婿養子?実は父母も兄妹でしたーwwwはさすがにないよなw
なんとなく、両親事故時の兄妹の年齢は10、9歳だと思ってる。本作は7年後ですみたいなね。
その時にミリさんは後見人になったと。しかし学生だったと。
この学生、さて高校生か、大学生か?
そして教師をしていてかつトモすけはミリさんがいたから千玉学園に入ったようなので、5年後に最速で23歳でないといけない。高3なら間に合う。
しかしいくら妃愛がヒスっても未成年が後見人になれるものだろうか。
大学2年20歳が妥当なとこと思うなぁ。
しかしここはぶっちゃけ16歳がエロ原画作品(しかも複数あり!)を出す世界。
ミリさんには女子高生時代から後見人として兄妹の世話を焼いていて欲しい!
言うて一年は親戚が面倒見に来ていたとあったから、ミリさん3年生で受験忙しかったとか(人気読モだったらしいし)、1年試運転して任せても大丈夫だねとなったとか想像の余地がつきませんな。
トモすけはミリさん慕ってるし、妃愛はミリさんとカタログ見ながら誕生日プレゼント探しする感じだし、なんかいいよねぇ。
男の部屋にローションがあるのは普通なので宜しくお願いします。
頻出サブキャラのミリさんとアメリはあじ子と歩サラという将棋で言うA級声優を抜擢しているのが、あまり見ない名がメインに多い分サブはガッチリ固めてきた感ある。
・竜閑天梨
同級生。読モの陽キャ。
普通にいい子。でも天使ではないんだよなぁ。
ヒロイン昇格おめでとうございます(素振り)。
個人的にはアメリに流れた時の妃愛の反応が楽しみです。まぁ他の誰でも妃愛の反応が楽しみなんだけど。
歩サラ as アメリはIQ下げたセシルって感じで斜め上にかわいいw
・新川広夢
同級生。VTuber四天王の一角。女装。
妙にトモすけに対して気があるようだが理由は謎である。
・聖莉々子
地域のトップヒエラルキーお嬢様学校の生徒会長。
何故立ち絵があるのが不明なくらい出番がない。
ヒロイン昇格おめでとうございます(素振り)。
「私、アナタを気に入りましたわ!駆け落ちしましょう!」とかのたまってトモすけを誘拐するドタバタギャグコメディでいいよ。
・妃愛の裏垢に対する考察
兄妹ぼっち後、妃愛及び事務所は裏垢を公開した。
1ヶ月以内であれば復旧可能ということだったが、アレを削除したのは8月中旬では。
文化祭は9月下旬(3連休)なので日が合わないような。
まぁ辻褄合わせに行くしかないので、コミまどは8月下旬なのだろう。う〜んモヤる。
家族連絡用アカウントはまぁ雅言葉だよね。なにせフォロワーはゆっこちゃんの1だけなのだから。これは「お兄ちゃん監視用アカウント」を意味する雅言葉なのだ。
ヤバヤバのヤバは消すと言った。しかしヤバヤバのヤバはゆっこちゃんのリプが付いているので、せいぜい描かれなかったもっとヤバいつぶやきがあったと推測するしかない。
これでお兄ちゃんのアカウントもバレ、戦デレ廃人っぷりが世間に露呈するわけですね分かります。
・錦さん呼び問題
ひよりんが永遠に錦さんと呼び続ける…!悲しい…!
何故なのか。やはり人間不信ウォールが心の距離としてファーストネーム呼びを許さないのか?
当初はそう思ったんだけど、ここ2週間妃愛のこと考え続けて思い至ったことがある。
この子、もう完璧に社会人なんだ…!
本人、たぶん錦さん呼びについて何も感じていない…!
一方、あすみの方は年相応に憧れるヒキコモリ。
あすみって呼んで欲しいと思ってるとこあるんじゃないかなー。
そういうおねだりは苦手な子だから実現の見通しは立たぬが、そう言えばひよりんはあっさりあすみちゃんって呼んでくれそう。あっちゃんとかあすみんでもいいぞ!
妃愛が詩桜先輩のことは先輩なのに華乃のことは常盤さんなのちょっと引っかかってたんだよ。
コレ、小泉妃愛とののかの方が最初の接点強くて、学校の先輩という関係ではない認識になってるんだと思う。
それにしても、みんなからちゃん付けされて可愛がられそうなあすみちゃんが、メインヒロイン3人から錦さんとしか呼ばれないの、コミュ障団体極まっててアメリが必要だった実感が湧くな。
・ミリさん問題
さて、トモすけとひよりんがミリさん含めて世間から上手く隠し通せたとして、それでもミリさんは逃してくれないと思う。
BADエンドで語られたように、遺児を託された保護者として、トモすけとひよりんを一人前の、社会に対して恥ずかしくない、誇れる人間に育てる使命感を持っているように見える。家庭も持って欲しいようだ。
同性愛ですらあの反応だ。近親相姦など許すはずもなし。
ひよりんは既に社会人として立派に活躍していてな〜んにも心配していないからトモすけにばかり視線が向いているように見えるけど、いつまで経っても家にベッタリなひよりんに「これマズイんじゃね?」と思ってもおかしくない。
あの人普通に家に入ってくるし、現場押さえられるも余裕でありえる。
兄妹ぼっちは、まだまだ安泰ではない。
FDじゃなくてガチ続編なら、妃愛ルートでお願いしたいねぇ。
・げっちゅ屋特典はいいぞ
マジで起こりそうじゃんね、トモすけ卒業間際に告白。
ひよりんに相談もありそうだ。
それに対して遠慮ムーブするひよりんも実にありそうだ。
このドラマCDはぶっちゃけ3Pさせるための内容なので、ナニカをねじ曲げないとそこに辿り着けない。
何がねじ曲がったのか。
私はトモすけの返事だと思う。たとえあすみちゃん相手でも、妃愛のためなら危ない言動はしないと思う。つまり、彼女がいるとは言わないだろう。振られたあすみちゃんを慰めるために妃愛を派遣するようなド鬼畜な真似もしないだろう。
それはさておき、あすみちゃんの号泣タイム最高に良かったよね!
「私の恋、ここで終わっちゃったんだ」とか無限に尊い。
妃愛に刺さっていく言葉のナイフも面白いし、「私、完全に真っ黒」とかの演技は本編になかった方向で全プレイヤーに聴いて欲しい。
それを受けてのあすみちゃんの回答があまりにも天使すぎて本編を上回る最上の天使シーンの疑いがある。
・曲について
OP曲がキャッチーで印象的なのに対し、ED曲はだいぶ左から右へ流れちゃう感じね。
Real Intentionはスカでジャンルレベルで好みだったから一発お気にだったけど。
ライブのために聴き込んだから最終的には良かったのではって感じにはなったんだけど。
いやぁ、想定外にめちゃくちゃめちゃくちゃハマった。
いい世界をありがとうございました。ひよりんフォーエバー。あすみちゃんは永世天使だよ。