キャラゲーとパロディギャグとしての存在感は、他ゲームの追随を許さない。
過去にこんなに笑わせてもらったゲームは無いというくらい面白かった。
姫、カニ、乙女さん、なごみ、祈先生などのヒロイン陣も然ることながら、
スバル、フカヒレや村田、土永さん、橘館長など脇役陣の活躍ぶりも目を見張る。
ほぼ全部のキャラが満遍なく登場していて且つ、要所にパロディギャグを配置して
笑わせるという構成のうまさが、今回の成功の要因だろう。
それだけでなく、ヒロインを振り向かせるためにレオが一定の努力を見せる所もゲームに良い味付けをしている。
それがないと、後半のヒロインとの生活が映えないだろう。
ちなみに、シナリオは平均的な恋愛ゲームと遜色ない出来のレベルに収まっている。
笑い中心のゲームと考えれば、上出来だろう。
タカヒロ氏の実力いかんなく発揮されているお勧め作品である。