スタープラチナで超有名なカスタムだが、前作のこれもなかなかにエロい。Win95版なので塗りは微妙だが。基本情報の95年というのはPC9801版の発売日です。
最近は見なくなった、オムニバスストーリー形式のゲーム。といってもストーリーは小話が2本だけなのでボリュームは酷く少ない。
ものすごいロリっとした絵柄と、汁か汗か涙かよくわからんとてつもない油気、そして実年齢・肩書き表記などものともしない、今の商業ではまず出せない比較的自由な時代のゲーム。全体的にレズ風味が漂う。尻、中出し、ローターやバイブを使ったプレイなど、当時としてはかなりハードというか好き放題な描写。なぜあれほど中出しが避けられたのかは、今でもよくわからないが。えぐれエアちんまんと外出しと義妹ばっかりだった世相に、知らなかったそんなの…などと白々しく反逆したかのように作られた一品。
テキストも時代を感じさせる。能天気系…というのだろうか、きゃぴるん系。今の用語だとスイーツ()といえばいいだろうか。そんな感じ。
今でこそ当たり前だが、回想をCGからの小節ごとに選択できたり、CGを好きなように自由に閲覧できる。回想のあるゲーム数が若干優勢程度の、この時期のエロゲとしてはかなり画期的。CGを見る時は初出から最後のものまで1つずつ順番に、今でいうスライドショー的に見るしかなかったことも多かったことを考えれば。
プレイ時間は、第1シナリオ30分、第2シナリオ1時間40分。計2時間10分。
BGVなし、BGエロSEなし、尻モザあり(ぼかしモザ)、淫語修正なし(ボイス自体なし)。
CG10/15 エロ10/15 シナリオ6/15 テキスト6/15 音楽4/10 システム6/10 演出4/10 価格7/10(フルプラプレイ時間10時間未満-5、PC98移植補正+5)