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rex11i0444さんの淫妖蟲 凶 ~凌触病棟退魔録~の長文感想

ユーザー
rex11i0444
ゲーム
淫妖蟲 凶 ~凌触病棟退魔録~
ブランド
TinkerBell
得点
80
参照数
11998

一言コメント

外伝が出るまでは正直諦めていた淫妖新作。エロの方向性は悦、話は無印を向いているように思えた。

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

CG52(エロ48)+SDCG5、回想47。おまけSSCG5。エロ1CG辺りの尺は1分(桜花純愛フェラ)から31分(深琴病院トイレ自慰・沼田乱入)。平均13分。
これまではバッド選択肢直後の陵辱→暗転→バッドエンド直行という流れが多かったが、今作では選択肢陵辱とバッドエンドの間の経過が描かれていることが多い。キモい豚に豚小屋のようなアパートに連れ込まれ、ネットリ交配させられていく様などはとてもエロい。CGも、深琴のまんぐりくぱぁや立側位、水依の分娩台開帳や黒タイツまんぐりや肉壁拘束、鈴子仰向け開帳や桜花仰向け開帳など、素晴らしくエロい。多少残念だったのは総CG62枚と少なめなこと。80枚は欲しいラインだが、エロCGが50枚は超えてきているので何とかといった具合。新キャラの鈴子と武が少し薄いのでそこをテコ入れしていれば、容量的には満たせたのかなと思う。
触手姦・蟲出産が4割強、人間姦が5割未満といった比率で、シリーズ中では最も対人率が高い。個人的には姦通は人、肉壁責めと出産は蟲が好みで5:5程度の割合がベストなので、今回の構成は非常にマッチしていた。エログロ具合では触以上だろうか、比較的強いと思われる描写は、脱膣、臓器露出、眼姦、びらん腕、帝王切開出産、肌穿孔痕(これはモザなし)辺り。基本的に全てモザあり。
輪姦の後に股間から採取した汚汁をボウルに貯めて精飲させてから、浣腸でぶりぶりしてるその最中にまた輪姦エンドレスなど、ねこっちさが直近作よりも増している。この辺りは速水氏が復帰した恩恵か。外伝からそうだったが、子宮、妊娠、赤ちゃん、受精などの単語が最近多くなり、孕ませをかなり意識したテキストになりつつある。個人的に好ましい傾向。産まれてくるのは蟲だが。

物凄く久しぶりに復活したあおじる氏のSD絵、過去作イベントからのセルフパロ(水依水着すっぽ抜け、双子うんち胎内やりとり)など、旧シリーズをやっていた身からすれば非常に懐かしく、エロ以外でも楽しめた。
ストーリー的には設定的に交錯したあの悦と繋がっておらず、無印のような退魔ものの独立した話になっている。ヤマトは完全に空気だが。ということでまだまだシリーズは続けられると思われる。
本当に水依は可愛い。便秘気味ということで深琴と比べて絵的にも明らかにうんちが太い、そんなところも愛らしい。好意を持って近づく男をデク人形に変えたり、フィストファックするバカの腕を食いちぎったり、胎内の幼蟲が結果的に母体を守る行動に出るのも、水依の母性を考えればまるで不思議ではない。蟲が独占欲を見せる母体は水依のみのように思える。深琴や武が産む蟲ではこういうことはない。基本的に今回、下衆い連中は必ず報いを受ける、因果応報ぶりがスカッとした。時に蟲を応援したくなるゲーム。エロシーン開放したらもう用なしだから死んでいってね!
一方で武は本当に可哀想。初代ですでに貫通属性を持っていたものの外伝で100発経産婦に、今回生殖機能を失って裂傷痕までついてしまった。深琴と水依の処女を死守する代わりに、これでもかと酷い目に。ティンカーベルは武を痛めつけるのが本当に好きなようだ。気持ちはよくわかる。

プレイ時間は、苗床バッドエンド(初回ルート)1時間14分、深琴バッドエンド・背信3時間37分、深琴バッドエンド・亡失12分、深琴バッドエンド・玩具43分、鈴子バッドエンド(視点選択肢から)1時間14分、トゥルーエンド1時間20分、武編エピソード53分、水依編エピソード・破滅3時間23分、水依編エピソード・至純25分、桜花エピソード50分。計13時間51分。
おまけSS・桜花菊花編(両選択肢込み)36分、おまけSS深琴編35分。計1時間11分。
BGVあり、BGエロSEあり、尻モザなし、淫語修正なし。


原画10/10 着色5/5 エロ15/15 ボイス3/5
ストーリー10/15 キャラクター5/5 テキスト9/10
音楽6/10 システム8/10 演出6/10 価格2/5
(着色+1)