セレナのムチムチな臀部をご覧ください。助けた男たちから好色な目で見られる魔法戦士より、エロプロレスラーに転向して彼女の才能を活かすべきではないでしょうか。
基本CG50、回想47。シチュエーションは人型5割、魔物異種3割、触手2割といった程度。エロシーン尺は1CGカット辺り6~10分。
ウィンドウがスクエアタイプだった学園祭と比べて、絵と塗りがよくなって向上している。構図が変わった為か尻や太ももがムッチリとデカくなり、塗りもテカりと明度が増し影が深くなったことで、前作と比べて絵的には格段にエロい。キャラ的にもぱいろ氏担当キャラが3人と多いのは個人的には嬉しい。相変わらず汁量が少ないが。
そんな三角の生命線の原画であるが、終盤まで両原画のカラーを活かしたクオリティは維持されていたが延期の影響か、最後の数シーンは微妙な感があった。やたら腕が細かったり鳥のように肉づきのない脚だったり、修正前のか下腹にオ○ンコの書き残しがあったり。
物語では学園祭と比べてキャラ設定に少し変更が見られる。シンシアはですぅ~といったような舌足らずな口調のトロ子に変わり、セレナたちも凌辱に涙を見せ泣き言を漏らすなどかなり打たれ弱くなっており、全員が弱々しく映る。嫌だ止めてといった拒絶の言葉しか抵抗の手段がなく、時には怖い許して助けてと命乞いすらしてしまう。戦う魔法少女という要素は、これまでやってきた三角の中ではもっとも薄い。
もはや戦うことすらなく組み伏せられ、肉欲に翻弄されきってしまう魔法戦士たち。新人という扱いのセレナとシンシアにしても、二人がかりだったとはいえ、前作ではファルケを正面から退けたほどの力があったというのに…。戦闘が起きないので、アークキャリバーにあったようなコスチューム破損立ち絵がないのも辛い。
戦いの果てに敗れてボロボロにされ、この男なら仕方がないというような威厳のある敵ボスの手でなぶられて感じてしまうのならまだわかるが、戦ってもいない雑魚モブに全開でよがり狂う姿もなんだかモヤモヤする。とはいえディラックには威厳も凄みも重みも全く感じない。そういう敵に好き放題されてしまうと、女の価値が下がるように感じる。
ようやくBGエロSEがついたのはいいが、SE音量を100%にしても異常に音が小さい。にもかかわらず一般SE音はとても大きい。BGエロSEと、単発エロSE・一般SEで数倍くらいの音量差がある。
音楽・立ち絵はやはり学園祭と同じ。当時と今ではグラフィックにだいぶ変化が出ているので、せめて立ち絵だけは今の絵でやってほしかったが。
ボリューム的にはCG50超のプレイ7時間越えということで、4800円級ミドルプライスの基準を超え、充分に多く満足。
プレイ時間は、プロローグ編17分、異変追及編(シュガー・シンシア)2時間14分、異変追及編(ローズ・セレナ編)2時間19分、異変解明編(シンシア)2時間33分、異変解明編(セレナ)1時間、ショートストーリー集42分。計9時間5分。
BGVなし、BGエロSEあり、尻モザあり、淫語修正なし(伏字単語自体なし)。
原画10/10 着色5/5 エロ14/15 ボイス2/5
ストーリー7/15 キャラクター5/5 テキスト6/10
音楽5/10 システム5/10 演出6/10 価格4/5