永遠の名作。これは本当に恋愛ゲームなのか？
正直、何を書けばいいのかわからない。言うことなしの名作。
声優は皆さん上手。自分の肌に合わない方もいたが、演技の程は問題なし。絵もやや古い印象を感じるが、全体的にかわいらしい。そして、シナリオは……
ライターは山田一氏。この業界では、屈指のライターといわれている。その評価に偽りなし。まずは、やってみてください。絶対に損はしません。
設定は、赤の他人が集まって、家族としてやっていこうというもの。別名、相互扶助計画。その中で起こる様々な問題に、疑似家族で立ち向かっていくという内容。テキストは非常に読みやすく、それぞれのキャラがひきたっていて、非常に魅了されます。脇役も、きらりと光る方ばかりです。
そんなキャラクターたちですが、彼らにはそれぞれ特有な問題（トラウマ）があります。それを持ちながらも、皆が必死に生き続けようとしている様は、実に見事です。そんなかで気づかされる、家族というものの意味、絆のすばらしさ。人が生きていく上で欠かせないものを、この作品は見事に具現化していると思います。
文才がないので、うまく表現できていませんね（謝）
最後に、この感想を読んでくださった、奇特な方々に問います。絆とは何ですか？改めて考えると難しいテーマです。このゲームは、それにヒントを与えてくれることと思いますよ。人生の糧に、ぜひ。