キャラ萌えゲーでしょう。他は、やや期待薄かな?
いま発売日を見ましたが……、実に2年ほど積んでいたんですね。買いすぎは禁物、ですかね?
まあ、そのようなことは置いておきまして感想ですが、これはもうキャラに萌えておしまいという感じではないかと思います。サブキャラも、ヒロインを押しのけて目立つ方が多数。……むしろ、サブキャラメインかもしれない。萌えませんけどね。
絵柄は「それ散る」の西又葵氏。非常にかわいらしい絵柄で、文句なしのすばらしさ。このゲームは絵柄が売り、といってもいいでしょう。
システムは、「それ散る」の時にも感じましたが、ツールバーが画面上に降りてきていたのが少し気に入りませんね。CGにもわずかに被さるので、上にあげて欲しいところです。まあ、動かせるんですけど、次の起動時には戻っているので、少しむかっときました。
そして、声優陣ですが、ここは豪華……なはずなのですが、私的には何故か不満足。ひいきの方が4人もいたというすばらしさだったのですが、演技において自分好みの声質ではなかったというのがその要因でしょうね。ですが問題があるというわけではありません。むしろ皆さんさすがに上手です。
で、シナリオですが、まず共通シナリオが長い。そしてその割には個別シナリオが短いという感じで、スキップでとばしてようやく入ったと思ったら、いつの間にか終わっていたということが多いです。中身についても、もう一歩料理してほしかったですね。キキョウの伏線の張り方(写真)は、あらかじめわかってしまうし、プリムラの感情表出が突然すぎて拍子抜けしてしまうしと、もったいない感じでいっぱいでした。まあ、キャラ萌えゲーですから、そこまで描く必要はないのでしょう。ですが、強化人間?を3人全て登場させたことなどは、すばらしいと思いますがね。
こちらは余談です。いや~~、なかなか突飛な事情をお持ちのヒロインが多いですよね、このゲーム。1人の中に2人の人格があるリシアンサス!!……あの後どう生活するのだろう?魔法を嫌っていた亜沙が、主人公のために魔法を使った!!……魔法の使い方知ってるってことは、密かに勉強していたのかな?などなど、以上揚げ足取りでした。すいません。