ネトラレ抜きゲーの最高傑作
評価基準 良(◎ ○ 並 △ ×)悪
キャラ ◎
原画もいいできだと思うが、おっぱいがぷるんっとした質感の塗り、CG処理、アニメが秀逸。
声 ◎
茶谷やすらの力技。最近のゲームではあまり全然聞かない昔の人気声優と思っていたが最近もかなりでてて驚いた。いい声。
青井美海◎ 相変わらず安らぎを感じさせるいい声していて抜ける。
作画 ○
音楽 ◎
主人公パート時の悲しい寂しい音楽がすばらしい。
エンディングムービーの演出もすばらしい。
オリジナリティ ◎
元ネタはあるんだろうけど何だろ?
システム △
オート時に音声再生の終了を待つのは抜きゲーとして× このため、オート時ボイス全読みなのでボイスありテキスト毎に待つことになりテンポが悪く、またボイスが途切れるので抜きにくい。
オート時に音声再生の終了を待つか否かの機能はつけるべき。
クリック時音声が停止するのは抜きゲーとして× このため、オート時非オート時問わず、マウスクリックorホイール等で次のテキストに進んだ場合に音声が停止して無音になり抜きにくい。
クリック時音声を停止するか否かの機能はつけるべき。
クリック等でオートが解除されないのは◎
ストーリー ◎
流れは、主人公視点で開始 → 次にNTR視点(他人視点は面白い) → 主人公視点で浮気を知り、流されるままに変態性癖の他人が主になって復讐開始→失踪→再開→許すかの決断→変態性癖→元の夫婦にもどれるか。
時系列がとびとびで物語を理解しにくい上、伏線が多い。主人公視点だと思ったのが実は別人だったり。
主人公をいい人設定にして、敵役にいろんな人をもってきて、美人だがへたれな女1人を男2人で取り合う的なシナリオ構成はうまい。
エンディングについて。
エンディング数が多くどのエピローグも感慨深い。特に何十年後のシーンが印象深い。人生について考えさせられた。
けっこうな数のバッドエンドがあり、どれもつらかった。
攻略サイトみながら読み進めたハッピーエンドルートで救われた。
中盤の時点ではシリアスすぎてハッピーエンドはありえないと思えてつらかった。
ヒロインがダンナを裏切って浮気してるわけだから、主人公はさっさと離婚してさっさとゲームを終わらせてくれ、いらいらしたがそこはゲーム。
テキスト ○
ストーリー的に抜きゲー向きではない。しかし、アニメシーンのCGの出来がよすぎるためテキストのエロさはさほど重要ではない。
ボリューム ◎
分岐が多いので攻略サイトみながらじゃないと絶対に無理ゲー、と思うぐらいすごいボリューム。
シーン数75 アニメありが30シーンと多くそのどれもがすばらしい完成度で抜ける。
総評
こういう人生を見つめなおす完成度が高すぎるゲームがでてくると、何もかも手につかなくなって困る。