(GiveUp) RPGとしては楽しい作品
3DダンジョンRPGとしては楽しめました。
一部スキルがボスにも効く瞬殺ゲーだったので私のようなぬるゲーマーでもなんとかなりました。
雑魚敵・ボスの属性や使用するスキルを把握して対策万全で挑めば、詰まることもほぼないかと思います。
ゲームとしては満足でしたが、残念なのはストーリーとキャラ作りです。
ナチュラルに性格のよろしくないヒロイン達と、虚構の家族に囚われた成長しない主人公たち。
読んでいてイライラさせられました。
ところどころ出てくる正義ぶったセリフも白々しく感じてしまい、私には全く合いませんでした。
人類を滅ぼすような組織に属している人物を助けたい理由が「(仮初の)家族だから」って、たった数日しか一緒にいない人物に対してそうまで思い入れられるのは何か強迫観念を感じます。
そこまではなんとか好意的に解釈したとして、ではその大切な家族を組織から抜けださせる手助けなり説得なりしたのかというと全くそのようなシーンありませんでした。
大事な家族をそんな胡散臭い組織に属させたままでいられる辺り、薄っぺらいつながりです。
面白いのにもったいない!そんな作品でした。