有料作品よりもボリュームがあるって、どういうことなの・・・
1756スタジオの中の人が作成した全年齢向けRPG。さすがにフリゲーのコンテストに出品された作品だけあり、やりごたえ抜群である。
ていうか、同サークルの下手な有料エロゲよりもボリュームがあるってwww
エピソードをコレクションするというコンセプトのRPGだが、特に難しい事は考えなくても一本道のストーリー。
途中の選択肢でエンドへの分岐が分かれ、三択×2パターン(ラスボスに勝つか負けるか)で6つのエンド。
選択肢の前でセーブしなくても、戻ることが可能なのでエンド回収も楽。
1756スタジオの作品をやり慣れている方にとってはおなじみの要素が満載なので、サークルの他作品をプレイしていれば問題なく楽しめる。
初見にはちょっとハードルが高いかも知れないが、全滅してもゲームオーバーにならない。
難易度が酷いという意見もあるが、これはステータス異常を与えて動きを止めれば楽に勝てる。
基本的に敵の攻撃力は高め・・・というか、最初の2つのステージくらいしか防御力に意味がない。
あと、シルフさんもヒントを出しているが、数で押し切るのが勝利への近道なので、出来るだけ仲間はフルで参加させること。
最初はライドーとマリだけしか使えない。しかし市場が開放されると、100ゴールドでシルフさんが仲間を見つけてくれるので、早めに金をためてフルメンバー(6名)を揃えること。
防御力はあってないようなものなので、防具は防御力が上がっても、命中や敏捷が低下するならば避けるべき。
本作はザコもボスも大抵の敵に睡眠や麻痺が入る。いかに敵より先にステータス異常を入れるかがカギ。
従って、盾は装備せず、二刀流にして攻撃回数を増やした方が有利になる。
具体的には3つ目のステージでクリスナーガ(睡眠)を出来るだけ集めて、装備できるキャラは全員二刀流で装備する。
クリスナーガ(麻痺)が入手できるようになったら、そちらに換装しよう。これは終盤まで使える。
魔法は火力が強い。魔法攻撃力を上げまくれば、大抵のザコは瞬殺出来る。
エピソードコレクションは様々な種類があるが、大抵は装備品や素材を集めて納品すればOK。
見落としやすいものが結構あるので、そこだけ注意しよう。
・まず魔法のランプイベントは、3回まで願いをかなえるというが、最初の2回は下着を要求し、最後に魔神をお嫁さんにしよう。
・お嫁さんにしたら、卵を50個あげるとファミリープランを実行できるので、ライドードーターを10人まで作れる。
・真のエンディングを見ると、ある場所のライブハウスが開放されるので、そこでしか入手できないアイテムを回収。
・ニワトリドーピングがあると、鶏が一度に卵を50個産むようになるので、魔神イベントがはかどる。
・チョコ、ぽっぴんチェリーはライブハウスにある(ぽっぴんチェリーは敵ボスが落とす場合もある)。
・最強銃は、ヒントもあるが、スライムが湧くところのシルフさんが持っていて、全滅させるとくれる。
・ライトツナは、ブラックマップでドラグーンが落とす。ただしライドー単独での戦闘なので正攻法では難しい。アーティファクト防具必須。
あとは普通にいろんな場所を調べたり、宝箱を開けたりするとコンプ可能になると思う。
フリゲーだと思っていたら、嬉しい誤算でガッツリ楽しめた作品であり、文句は基本的につけようがない。
一つ不満を言えば、エンディングスタッフロールを早送り、スキップ出来ないので、エンド回収が若干めんどくさいくらい。
まあ、それも大した欠点ではないけどね。
あと非18禁だが、下ネタ、エロネタ多数。これでエロCGがあれば文句ないが仕方ないね。
個人的にはフリゲー好きなら是非プレイするべき作品だと思う。