エロは並だが、シナリオはなかなか
アトリエさくらＤＡＲＫＮＥＳＳのゲームは密閉やりまくりエレベーターに次いでプレイ二作目。
ＤＡＲＫＮＥＳＳの面目躍如と言っていい作品であると思う。
エロは並であり、密閉やりまくりエレベーターよりも抜けない。
これは絵師よりもシナリオに起因している部分が大きいので、絵師が下手と言うわけではない。
この点は今後のライターの課題だろう。
だが、全体的にはなかなかの出来だと思う。
最初に千春が即堕ちしたときはタイトル詐欺を最悪覚悟したが、そんな事はなく、いい意味で裏切ってくれた。
ゲーム期間が短すぎるので堕ちるのが早すぎるのは仕方ない部分もあるが、数日ではさすがに無理がある。
一ヶ月位の方が無理がないと思う。
千春は即堕ちこそするが、なかなか良い感じにＳにもＭにもなる。
このあたり、ライターのセンスを感じる。
綾香もただ責められる被害者ではなく、エンディングで驚くような変貌を見せる。
三種類のエンディングはどれも後味が良くないが、ブランドカラーを考えれば合格点。
エロが抜けない代わりに、女の醜さの描写が秀逸なのが本作の隠れたセールスポイント。
いい意味で裏切られたのはまさにこの点。
同じアトリエさくらの草刈某も女の醜さを描写する傾向があるが、本作のライターの神堂さんの方が上。
なので、いつか神堂さんの描くＮＴＲ世界もプレイしたい。
草刈さん本当に要らない子になってきたね。ライターとしてはオワタな。
個人的には今後も神堂さんのシナリオライターとしての成長に期待したい。