期待しすぎたのか・・・？
触手ものは好きである。しかし、本作においては絵との相性が悪いように思える。
触手ってさ、責めて犯してナンボなんですよね。それは確かに本作でもきちんとツボを押さえている。
しかし本質的に触手ってグロくてキモイものであって、決して可愛いものじゃない。
でも本作の絵師ってカワイイ系の絵柄で勝負する方なので、何か違うと思わざるを得ない。
別にほのぼのレイプが嫌いなわけではないが、しかし抜けるかどうかと言われると話は別。
「受け触手」という作品もほのぼのレイプ傾向だったが、本作をプレイして受け触手のコレジャナイ感を思い出してしまった。
シナリオはほぼ無いに等しいので、抜けるかどうかだけが勝負になるわけだが、個人的には期待したほどではなかった。
ムービーだけは相変わらずクオリティ高かったけど。
あとパロネタも結構寒い。パロネタって諸刃の剣だという事がよく分かる。
しかしこの点はシナリオに期待していないのでそれほどマイナスではない。
絵師さんは嫌いではないので、ぜひ純愛系の原画で実績を積んで欲しいところ。
ヒロインは３人とも歪みねぇな。声優さんも安定している。ゆたかが一番良かった。
だが個々のキャラクターが良くても、全体的な消化不良感が大きいため、良作になりそこねたというのが正直な感想。