特殊性癖ものって難しい
前作未プレイだが、割と楽しめた。
タイトルで勘違いする人が多そうだが、お尻=アナルゲーではない。
確かにお尻描写は多いが、それは主人公の性癖に起因する。
つまりはヒロインの尻を愛でる尻フェチゲーなのだが、このあたりが理解出来ないと駄目なんだろうな。
従って絵もお尻を強調したものが多い。しかし、それが抜けるかどうかとなると話は別。
特殊性癖ものって、本番が少なくなる傾向があるからなんだろうな。イマイチ抜きに使いにくい。絵は間違いなくエロいんだけど。
ただし、本作に関しては日常の掛け合いが面白いので、そこで救われている面がある。
なので、抜きゲーとしては惜しいが、シナリオゲーとしてはそれなりに楽しめるという、評価しづらい作品となっている。
若干ボリュームが不足している気がするが。
もう一つ不満を言えば、BGMの音量が大きすぎやしないだろうか?
キャラクターボイスがMAXでも聞き取りづらい。
なので、珍しくBGM音量をかなり下げてプレイ。
デバッグの段階で気づかんかったのか?
良作ではあるが消化不良感が大きかったので、80点台つけようと思ったがこの点数に。
ハーレムルートが良かったので個人的には好きな作品なのだが。
あと、隠れた聞き所として、ロリじゃない春日アンさんの演技がレア。
大人役もなかなかの魅力があるが、本作みたいな役は多分他にないはず。
その意味では、春日さんのファンは避けて通れない作品だと思う。