2017年ベストオブ抜きゲー(4月現在)。実用性しかない。ストーリー・シナリオはバカゲーのそれなので、そこが耐えられるのであれば長く遊べる一本。
☆総合点93点
・CG(20/20点)
文句なし。かなり美麗。多少ハンコ絵気味なのはキャラが多いのに絵師一人であるため致しかたなし。
・ストーリー・シナリオ(18/20点)
猫助けたっけ何でも願いが叶うスマホもらったから学園の女の子制覇しちまうぜ!という突拍子もないストーリー。とはいえ、抜きげー・バカゲーであることは承知の上で購入しているので厳しく評価するつもりはない。
しかし、主人公がダメ。主人公無条件モテモテはこの手のゲームにつきものとはいえ、読み手に主人公の魅力があまりにも伝わってこない。読んでいて不快…とまでは言わないまでも、好きになれなかった。
・エロ(20/20点)
文句なし。抜きげーとしての面目躍如。
エロアニメに関しては現時点(17年4月)では最高峰といえる。
キャラもプレイ内容も豊富で、ノーマルなものからアブノーマルなもの、さらにはメタモルフォーゼ等トリッキーなプレイまでよりどりみどりである。挿入のみならず、パイズリやフェラチオ等も充実している。定番の謳い文句ではあるが「どれか一つは気に入るシーンがあると思います」と言いたくなる。Hへの導入のみならず、しっかりとスマホ・アプリを使用したプレイも用意されているのが好印象だった。
・ゲーム性(15/20点)
持論として、エロ「ゲー」ならば安易に紙芝居とせず、ゲーム部分もしっかり追及すべきとの考えがある。
RPGならば、それをどうエロと絡めているか、独自のゲーム性を作出しているのか等が評価対象。
本作は、基本的にはHしたい女の子を選んで少しストーリーを読んだらH突入といういわゆるエロゲー然としたものであり、特出したゲーム性があったとはいいにくい。
しかし、「オナニーレーダー」や、「どこでも女湯ドア」等、アイコン選んでH突入という点自体は同じであるものの、メインストーリーとは少し外れたエロを提供しようとする心意気は評価したい。
・システム(20/20点)
基本的なものはそろっており文句なし。
スマホ壁紙が変えられたりと、必要性こそないものスマホという題材に即したシステムは高評価。
こちらも必要性がない「全裸モード」。こっちはよくわからん・・・。需要があるのだろうが、ストーリー等に変化があるわけでもなく評価しがたい。とはいえあっても困らないので評価には影響なし。
音楽未評価(興味がないので)