販売年代も考慮して少し高めの点数。古い作品なので荒さはあるが同人ながらしっかりボイスもあり、かつ同人らしいしっかりとMに寄ったHシーンは流石と言える。
2010年発売の同人作品のため、どうしても今やるとシステムや絵に古臭さがあるし、Hシーンもかなり少ない。
本番シーンの割合も多くないなど大衆向けというよりは本当にM向けに作ったんだなと感じられる内容。
まあ逆に言えば大衆向けの無難なのよりは凝っている同人の方が好き。
この時代を考慮しても気になるのはやはりストーリーの粗さとHシーンの薄さ。
ストーリーに関してはなんか話がぶっ飛んでシーン飛ばした?みたいに感じられる場面もあるし、Hな関係に入る顛末がかなり雑。
Hシーンは連続射精させるシーンなどもあるが、途中で「この後も出しまくった」的な書き方で終わらす場合もあり、特に後者がちょくちょくあるためそこは残念…
もうちょっとしっかり書いてほしかったかなあ。
H内容としてはしずるはガチ系Mプレイで、セックスしながらスタンガンやペニバン、睾丸に低周波パルスを付けて電気責めしながら吸引式オナホで血がでるまで連続射精を強要するなどのかなりハードなシチュエーションが多い。
実際出血射精するまで搾られて種なしENDなんかもある。
前立腺責めなんかが多いのも特徴で、このあたりはMゲーならやはり押さえたい所なのでナイスといえる。
逆にななみは好感度が高いため甘々なM責めという感じ。
中出し射精後に危険日とばらしたり、アナルセックスをするなど本番シーンもあり、言葉責めなんかも。
ただしずるのプレイに対してかなりゆるゆるなためMプレイ判定というよりは女性が若干マウント気味の和姦という感じかな。
同人らしく凝った作品でボイスもあるため、一見の余地はあるだろう。
値段も安いため、ぜひプレイしてほしい